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ゆふいん情勢 [ゆふいん音楽祭]

一昨日来の熊本・大分直下型群発地震、関係者の皆様にはなんと言って良いものやら、ともかく、無茶しないで大事なのは命だけと思って下さい。知り合い関係者の皆様で東京に逃げてくるつもりの方がいらっしゃれば、連絡下さい。ひと家族くらいなら、なんとでもなります。それ以上はちょっと厳しいですが。これ、真面目。

九州は大きな地震がない、などといわれてもぽかんとしてしまうのは、なにしろ「ゆふいん音楽祭」のそもそもの発端が「地震で湯布院崩壊」という報道がなされ、今で言えば「風評被害」と言われるだろうことが起き、それをなんとかするための「湯布院は頑張ってますよイベント」だったからであります。あの辺りは活断層があって、地震はある。正に今、壮大に揺れてるやつ。以下、拙著からの引用。

 (1975年)4月21日午前2時35分、マグニチュード6.4の直下型地震が由布盆地を襲った。震源地は当時の大分県大分郡湯布院町扇山・庄内町内山附近、地下20キロ。九州内陸を震源とする直下型地震としては、戦後最大規模のものとして記録されている。湯布院町は震度6程度で、震源地近くの民家はほぼ全壊している。  幸い死者は出なかったものの、被害総額50億円とされるこの自然災害で興味深いのは、少なくとも湯布院町の温泉宿にとって、建築物、農地への被害よりも、今で言う風評被害が大きかったことである。翌日、九州各地に「由布盆地壊滅」という情報が流れ、被害軽微だった湯布院町の宿にも連休を前に次々とキャンセルが入る。何とも皮肉なことに、何よりも影響があったのは、博物館時代からのカメラの腕を見込まれ大分地方紙の湯布院特派員のような仕事もしていた溝口薫平が撮影した、無残に倒壊した九重レークサイドホテルの写真だった。盆地から自動車道を東に延々と上った池の畔に佇むこの瀟洒な西洋風リゾートホテルは、後述するように九州交響楽団のサマーキャンプが予定されていた場所である。

今朝の地震がどのくらいのものだったか、直ぐにいろんなことが判ってくるでしょうけど、これに匹敵するものだったのかもしれません。なんであれ、ゆふいんは、地震があるところ。

現地がどうなってるか、現状では未確認な情報しかありません。直接連絡を取れてないので。ただ、未確認情報ながら、「庄屋半壊」という話が流れてきているようです。ううううん…

以下、情報が入り次第、ここにアップしていきます。

[追記:16日午前11時現在]

ご家族から連絡が入り、加藤元実行委員長宅及び向かいの小林先生宅は人的な被害は出ていないそうです。とりあえず、ご安心を、とのこと。

なお、庄屋に関しましては、現在、状況確認中です。

[追記:16日午後10時現在]

庄屋の現状写真が送られてきました。まあ、現地に行けば誰にでも見えちゃうものですから、貼り付けます。禁転載で御願いします。
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「入口がもげちゃった」という状況で、どうやら倒壊ということではないようです。一安心。

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