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トロンハイム2次予選タイムライン [弦楽四重奏]

トロンハイム室内楽フェスティバルの一部として開催されている国際室内楽コンクール、今年は科目が弦楽四重奏で、昨日、2次予選進出団体が発表されました。

なんせ、「フェスティバル」なもんで、河と海に囲まれた直径2キロくらいのトロンハイム市街とその周辺の彼方此方で朝から晩まで演奏会があり、事務局様のご厚意でその全てを眺める流れになってしまい、昨日は朝の10時から深夜11時半まで、がっつりコンサート。途中、コンクールでひとつキャンセルがあったので、お昼休みが2時間出来たのが救いでありました。当然、当電子壁新聞も事実関係を伝えるのが精一杯。スマンです。

さて、今大会、なんのかんので参加団体が7つになってしまい、昨日、本日午前9時半からの演奏順と参加団体が来ましたです。演目は、委嘱新作とロマン派のブラームス、シューマン、メンデルスゾーンなどですから、各団体の持ち時間は新作次第、まあ、45分弱くらいでしょう。以下、演奏順。

◆エスメQ(ケルン音大で学んでる韓国の今風のお嬢さん4人組。ミューラー弟子で、おおお来た来たABQスタイル、って連中で、そこそこちゃんとしてる。):メンデルスゾーン作品44の2

◆アーテムQ(どうやらオスロの人らしい地元女性4人組。なんだかもう出来上がった感じのローカル団体。無論、大人気。):ブラームス第2番

◆オマールQ(言わずと知れた、この前のレッジョでエク以来の1位なし2位を獲得した大本命。大阪は先生のカッツ氏が審査員だったので参加を諦めてました。ある意味、別次元。):ドビュッシー

◆マックスウェルQ(この前の大阪にも来ていたので、ご記憶の方も多いでしょう。ここで勝って勢いを付け、来年のロンドンに紀子みたいガチの対抗。):ブラームス第1番

◆シンプリーQ(2012年の北京大会で地元特別賞を得てヴィーンに留学、マイスルのところで学び、例の「ハイドン・トータル」にも参加してます。北京にいたのは第1ヴァイオリンとヴィオラだけで、セカンドはヴィーンで加わった同郷のお嬢さんで、チェロはノルウェーの男の子。おお、大先輩の上海Qと同じフォーメーションではないかぁ!):シューマン第3番

以上です。時差7時間ですので、日本時間午後4時半から、trondheim chamber music festivalのFacebookからストリーミングに行けます。お暇な方がどうぞ。

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トロンハイム

HPで見たら2次予選の課題曲にドヴュッシーはありませんでした。これでファイナルへ堂々進出ですから、オマールQまさに「別次元」ですね
by トロンハイム (2017-09-30 00:50) 

Yakupen

トロンハイム様

昨日の結果発表後にそれが発覚し、事務局は上を下への大騒ぎになってます。まあ、究極の凡ミス(誰の、かはともかく)だけに始末が面倒みたい。

参加団体を含めた会議などが終わった金曜夜の時点で、ともかく本選進出団体がひとつ増える、ということになっているようですが、公式なのか非公式な話なのか、まだ全然判りません。

by Yakupen (2017-09-30 02:53) 

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