デュトアを聴きたいなら上海に行け

数日前のバタバタしているとき、上海交響楽団から来年度シリーズの一般発売が始まったぞ、というリリースが送られてきました。まともに目を通している暇もなかったんだけど、いくつか興味深いネタもあるので、ちょろっと記しておきます。

プレスリリースを貼り付けるわけにもいかぬでしょうから、公式ホームページからどうぞ。
http://www.shsymphony.com/album-index.html
なんか、今シーズンはちょっと地味かな、と思わないでもないが…ま、いろいろあるんでしょうね

個人的にはいちばん興味深く、行ってもいいかなぁ、と思うのは、10月終わりのこれでしょう。
http://www.shsymphony.com/item-index-id-1579.html
北京国際音楽祭で演奏会形式で上演するやつを本拠地でもやる、ってことでんな。ただ、Directorという項目がキャスト表に挙がっているのはなんなんだろう。セミステージ形式、ってことなのかしら。

あとは、これくらい。
http://www.shsymphony.com/item-index-id-1393.html
作曲者御本人の指揮ではないのが有り難いですな。って、最近あまり動向を耳にしないけど、ペンデレツキ御大って、お元気なのかしら？

もうひとつ、ってか、世間でより盛り上がりそうなのは、こっちでしょうねぇ。
http://www.shsymphony.com/item-index-id-1595.html
http://www.shsymphony.com/item-index-id-1696.html
なんとまぁ、デュトア様がうんと昔の奥様と共演、リストとプロコの協奏曲を弾く、ってね。せっかく日本列島連休の真っ最中とは言え既に売り切れになっていて、チケットは表からは買えなさそうだけど。《動物の謝肉祭》を定期でやる、ってのもスゴい。

ちなみに、先頃ゆふいんで別府方面の某スタッフをやってる方とこの話をしたら、ぶっちゃけ、頭抱えてました。事態はなかなか微妙で、もしもまかりまちがってチケットが手に入っても、ダメモト、と考えたほうが良いみたいでんなぁ。

それにしても、今やデュトア御大を東アジア地区で聴けるのは上海だけになってしまったわけで…なんというべきか、ま、お好きな方は頑張ってね、としか言いようが無いわいなあ。