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葛飾柿の実収穫祭は11月4日午後2時からです [葛飾慕情]

荒川放水路向こうの新開地に秋の深まりを告げる葛飾やくぺん先生オフィス柿の木の収穫祭、今年も目出度くも賑々しくも、来る11月4日日曜日午後2時から開催します。

2018年はなんとも訳の判らぬ年で、そもそもが今年は柿は不作年の筈なんだが、夏の猛烈な暑さで少ないなりに実は付き、燕っ子たちがギジギジと叫んで町工場の軒下のお家から飛びまわってる頃から、青くて堅い柿の実っ子が何度も襲った颱風に煽られてはボコボコと町工場前の公道に落っこちてトラックに踏みつけられていた。

9月後半以降巨大颱風が週末毎に日本列島を襲う中もそれなりに生き延びた柿の実たちでしたが、塩水を含んだ南風が吹き荒れ湾岸ばかりか東京湾から三里以上も離れた内陸葛飾の地にまで塩害をもたらした颱風で南側の葉っぱが一気にやられ、ゴッソリ枯れて落ちてしまってからは、太陽の光をモロに浴びることになった柿の実たちは一気に熟成が進んでグジュグジュ。
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どうやら今年は各区地で果物の実りが2週間くらい早いという話もあるようですけど、いや、それ、嘘じゃないよ。新暦神無月も半ばにして、もうこんな感じ。
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こうなれば当然、ヒヨやらむくやらもやってきて、争奪戦を始めてます。

そんなところへ、数日前にオフィス仕事場の窓を開け放って作文仕事してたら、下から声をかけられた。知らないオジサンが、「柿の実、獲っていいですか?」と仰る。世間にゴミまき散らしているようなもので、その掃除をして下さるとなれば、本来ならばお金を払ってやっていただかねばならないようなこと。良いも嫌もない、お好きにどうぞ、と言って、すっかり忘れてた。

そしたら昨日の昼過ぎになって、車乗り付け、脚立引っ張り出し、高枝切狭がズルズルと登場、オジサンったら、収穫作業を始めてくれちゃいました。
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「ゴメン、子供達とか集めて収穫大会やるんで、全部は持ってかないでね。それからヒヨちゃんのご飯も残しておいて下さいな」と作業してる真っ最中に慌ててお伝えした次第。

遙か都鳥鳴き梨実る江戸川の彼方は市川とかからやってきて、新開地の住宅地に点在するしょーもない柿の木から実を回収して歩いてるその道のプロの方なのかしら、と思ったら、そうじゃなく、近くに住んでらっしゃる同胞葛飾区民、タクシーの運転手さんとのこと。いつも気になっていて、みてくれだけは良い渋柿でも干し柿には最高だろうと思ってたそうな。で、収穫したら皮を剥いて干し柿をお作りになるんだそうですう。

かくて、ボタボタ落ちるに任せて慌てて燃えるゴミ出しの日の朝に掃除三昧だった柿の木南側は、こんなにスッキリ。
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とはいえ、今年は意図的に物干し台の上に枝を誘導した結果、さあ捥いでくれ、って勢いで実ってる北側の実は充分に残っておりますので、ご心配なきよう。

なお、柿の実収穫祭恒例のオマケ、蜜柑も未だ多少は健在です。
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蜜柑は今年は豊作だったんで、あと2週間、なんとか生き残ってくれるかしら。

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