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松原かっちゃんと南へ往くのじゃ! [たびの空]

羽田空港国際線ターミナルにおります。ピーカンに晴れ渡った冬の朝の帝都は空気も澄み渡り、遙か天樹の向こうにくっきりと筑波が姿を見せております。JALターミナルからなら富士山が冬の勇姿を晒しておるでありましょう。

⑼時前の便で、恐らくはぐるり東京湾上空から横須賀の空母ロンを眺めつつ四国九州の沖を南下、沖縄かすめて台湾飛び越え、南シナ海上空を大陸湾岸を撫でるようにハノイに向かう。さもなければ、葛飾オフィス巨大柿の木上空を跨ぎ、橫田基地真上から真っ直ぐ上海に向かい、広州辺りでぐうっと曲がって陸路北からハノイにアプローチする。ま、なんにせよ、午後には単車溢れるハノイの街に舞い戻ることになる予定。

クリスマスの夜に帝都湾岸に戻る今回のツアー、こういうもんにくっついていく。
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なんだ、この中学の修学旅行旅のしおりみたいなもんは、とお思いでしょうが、ま、実際、そーだわなぁ。

要は、うちのお嫁ちゃまの研究室の生徒さんが現場でいろいろと企画から動き、松原かっちゃん率いる藝大室内楽科の先生生徒数名がハノイのヴェトナム国立音楽院の学生さんや先生と室内楽セッションをします、というプロジェクトです。本番はクリスマスイブ。さても、どうなることやら。

思えば、やくぺん先生が始めて「海外ツアー」というものに同行したのは、90年代初頭のハレーQの「英国ジャパン・フェスティバル」での英国国内ツアーだった…かな。もしかしたら、国際交流基金の派遣でハレーQと訪れたコタキナバル、バンダルスリブガワン、シンガポールなどのツアーが先立ったかもしれない。なんにせよ、「はじめてのがいこく」は、松原かっちゃんと一緒だったことは確かです。

あれ以来幾年月、お互い爺になったねぇ、とは言わないけど、ホントに久しぶりにかっちゃんとのツアー、それも懐かしの東南アジアの空気であります。ハノイとコタキナバルは全然違うとは言え、なんか、妙に懐かしいぞ。
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なお、藝大は室内楽科主任教授の公式な学校としての行事での海外派遣でも、質実剛健エコノミークラスでありますっ!うううん、それでいーんかぁっ!

12月24日午後6時半から、ハノイのヴェトナム国立音楽院ホールでの藝大&VNAM合同室内楽演奏会は、無料で一般公開されます。さあ、今からでも遅くない、クリスマスにハノイで遊んでる、って奴は、是非ともいらっしゃいませ。なんせ目の前には開通したばかりの新交通システム北の隅っこの駅がある…筈なんだけど、どうなってることやら。

なお、本日からミドリさんのプロジェクトも初回以来のヴェトナム再訪で、昨日からハノイ入りしており、そっちも眺めることになっております(残念ながら、ハノイから北の中国国境方面に向かう日程には同行不可能だそうな)。やくぺん先生クリスマスのハノイを往く、はじまりはじまりぃ。おっと、そろそろゲートに向かわねば。

[追記]

ANA松原&やくぺん号、羽田を離陸し、横須賀ロン上空を抜けて東海道、山陽道上空を抜け、長崎から海を越えて上海に至った辺りで、向かい風時速260キロ、対地速度はまるでターボプロップ機かいなと言いたいような670キロなどとんでもない偏西風に巻き込まれ大きく揺れながらもなんとか無事に広州方向に向きを変え、真っ直ぐそのまま中越国境の峨々たる山々を跨いで、ハノイに至りました。その後、なんのかんの
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日越演奏家、先生たち、それにスタッフ、そして指揮者の本名さんも加わり、ともかく明日から頑張ろうの記念写真。ひとり目を瞑っちゃった方がいらっしゃるダメ写真をアップしておきます。

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