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パンデミック下のストリーミング三昧:イースター以降編 [パンデミックな日々]

読者対象、とうとうゼロの駄文です。読んでも(死ぬ直前に人生を振り返るときの自分以外には)全く意味が無いですから、時間の無駄です。

パンデミック葛飾オフィス実質立てこもり状況、去る日曜日午後に佃から上野経由で京成電車隣町の駅で降りて、「肉のハナマサ」で4000円くらい馬鈴薯やら玉葱やら鶏肉豚肉2キロ以上やら買い込み、医療機材の上に強引に詰め込んでゴロゴロ引っ張って、すっかり新緑になり上空の主がヒヨちゃんからツバメさんたちに交代した巨大柿の木の下に戻り、がっつり葛飾オフィス内立て籠もり週間スタート。途中、ゴミ出しと掃除以外でオフィスを出たのは、一昨日の夜だかに流石に珈琲に飽きてティーバッグの紅茶を買いに徒歩3分のコンビニに行ったのみ(レジにビニールシートがぶら下がっていて吃驚)。本日土曜日ってば、京成電車に乗っている人も少ないだろうから週に一度の佃の塒へのご帰還、郵便物を拾い(殆どない、とのことだけど)、ご家族とぶんちょう様達に顔を見せ、また明日の午後には次の1週間の逗留の為に戻ってくる予定なんだけど、外は春の嵐。これならコロナvirusも流されちゃう…かな。

そんな1週間、なんせ手持ちのお仕事は、締め切りが良く判らないものがひとつと、もうひとつは「6月頭くらいでいいです」というなんとも力の入らないもののみ。わしらのような商売を30年くらいやってくると、「数日先の締め切りがないとやらない」という体になってしまっていて、ましてや所謂出向き取材が全くない今日この頃。このだらしない、永遠に先の見えない日々にメリハリを与えてくれるのが、今こそ膨大な税金を投入して運営されている劇場の存在意義を家に籠もった人々に見せるとき、とばかりに流してくれる舞台収録映像の日替わりストリーミングでありまするな。パンデミックを対人接触ミニマム作戦で乗り切る乱暴にして強引なやり方を採用した世界各地から、いろいろなものが流されてくる。それも、期間限定付きで。

てなわけで、連日、気分として半日くらいはストリーミング眺めるうちに日が暮れて夜になってしまう、というおかしなことが起きている。後のパンデミック騒動時期の自分を振り返る為のメモとして、土曜日にまとめて「この立て籠もりで眺めたもの」を列挙することにいたしましょう。願わくば、来週は「ずーと本気で作文していて、全然観ませんでした」と記したいものでありまする。うん。

※4月10日(聖金曜日):昼メト《パルシファル》、深夜ライプツィヒ聖トーマス教会より《ヨハネ十年曲2020》ライヴ
※4月11日:朝《ヨハネ》見返し、昼リンデン・オパー《パルシファル》1幕のみ
※4月12日(復活祭):夜YouTube楽譜付き映像ペンデレツキ《ルカ受難曲》
※4月13日:EMI録音CD《ルカ受難曲》
※4月14日:なし(昼飯食いながら、設定の今風さ以外はどーでも良いイラン国境辺りを舞台にした政治戦争映画を一本眺めた、呆れた)
※4月15日:午後ジュネーヴ《浜辺のアインシュタイン》
※4月16日:夜から深夜コミーシュ・オパー《ペレアスとメリザンド》
※4月17日:昼ストックホルム歌劇場シュレーカー《遙かな響き》、深夜ベルリン・ドイツ・オペラ初演時映像リーム《オイディプス》
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って、これだけ眺めると、ベルリン辺りに腰を据えて、間に移動日一日だけでDBやらイージージェットで欧州あっちこっち動き回っては劇場ながめまくってる1週間、って日程に見えるじゃないかい。ある意味、仕込みの「テレワーク」でありまするな。

かくもアホな1週間をやって判ったのは、「実際に複数の席に座ったことがある劇場であれば、オペラの映像収録はある程度わかるけど、大劇場はちょっと厳しい」という当たり前のこと。コミーシュ・オパーは、殆ど違和感なし。メトは「絶対にこんなの判らんぞ」って瞬間ばかり。それから、「オペラの収録って、声やオーケストラの拾い方ってホントに難しい、プロの仕事が必要になるのだ」って、これまた当たり前の事実を再確認した次第。

ま、そんな当たり前のことであれ、葛飾巨大柿の木の下でツバメさんやらたまにやってくるシジュウカラご夫妻を眺めているお籠もり状態だけで判ったことがあったのだから、ただボーッとしているよりは善かったであろーて……ってだけの、どーでもいいメモ書きでありましたとさ。

これがいつまで続くやら。雨はまだ酷いなぁ。

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