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《光の日曜日》日程出ました [現代音楽]

数ヶ月前に仙台でマキシム・パスカル氏に遇ったとき、「2日かかるしねぇ、週末を挟むのか…グダグダグダ…」みたいな調子で今は別のことで頭いっぱいという感じ。ああこれは今は突っ込めないな、ともかく11月で2日以上かかるのか、ということだけしか判らなかった2023年のル・バルコン《光》チクルス、やっとフィルハーモニー・ド・パリから発表がありました。なんでこんなに遅かったんねん。

とにもかくにも、こういう日程です。
https://philharmoniedeparis.fr/fr/activite/opera/26250-karlheinz-stockhausen-sonntag-aus-licht-scenes-1-et-2
https://philharmoniedeparis.fr/fr/activite/opera/26117-karlheinz-stockhausen-sonntag-aus-licht-scenes-3-4-et-5

まず、演目はなんと《月曜日》ではなく《日曜日》です。なるほど、だから2日かかるとか言ってたのね。

この作品、第5場にふたつの会場で別の事が平行して起きている、というトンデモな箇所があり、それをどう処理するかが上演上の大問題。当然、シュトックハウゼン御大はなーんにも考えていないままに遠くの宇宙に去ってしまい、世界初演のケルン・メッセ・ドイツでのケルン歌劇場の上演では、「2回演奏して聴衆はふたつのグループに分かれて交代に聴く」という手を取ったようですね。

今回は、1&2場が2日、3場から「サヨナラ」までが1日って発表されてるけど、これ、ホントなのかなぁ。更には、問題の「会場から遙か離れたところで誰も聴いていないのに演奏する」というトンデモなパートがあるんだけど、これはどうするんでしょうかねぇ。あれ、作曲されてないんだっけか。

ま、とにもかくにも日程が出ました。自分へのメモとして、まずは記して起きます。

来る木曜日の晩にはシテ・ド・ラ・ムジーク辺りをウロウロしている予定なんで、現場でいろいろと眺めて参ります。関心のある方はほぼ皆無でしょうが、ま、詳細はもうちょっとお待ちあれ。土曜日にはレヴィ・ストロース劇場でル・バルコンの演奏会があるので、顔を出そうとも思ったんだけど、ある方から飯食おうという話になっていてダメそうなんで。

ちなみに明日のアルディッティQのブーレーズ《リブール》全曲、なんとなんとチケットが出てるようです。早々と売り切れになっていたので、諦めて欧州到着を最安値の12日夜のフランクフルトにしてしまったんだけど…ううううむ、まあ、こういうこともあるわなぁ。いやはや。

[追記]

シテ・ド・ラ・ムジークのカフェにおります。先程、ボックスオフィスに行って来たら、本日から来年度のチケット販売開始でもう朝から忙しくて、とおばちゃんが嘆いておりました。で、ここでも買えるの、と尋ねたら、買えるわよ、というので、いきなり11月の《日曜日》のチケット、これ3公演全部くれ、と積み上がっているピカピカの到着したて来年度シーズン冊子のページを開いて出したら
IMG_E2978.JPG
ゴメン、今日から売ってるのはシーズンセット券で、一回券は来月15日からなのよ、来月来てね、とのことでありましたとさぁ。

それにしても、なんで昨年と同じく《光》サイクルと《浜辺のアインシュタイン》を続けてやるんじゃ、仏蘭西国は。ハーディング御大のマラ8って、NJP最後の公演が懐かしいなぁ。

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