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SGメモリアルのポスター [シモン・ゴールドベルク・メモリアル]

富山地区以外の方はまずだーれも見たことがないだろうポスターのご紹介。来月9日から開催される「シモン・ゴールドベルク・メモリアル」の公式ポスターです。先日まで厄偏庵に滞在していただきましたバロン・ヴィッタ=ゴールドベルクが大きく写ってます。まだ簾がかかってるんで、露地に貼る意味は殆どないんだけど、ま、気持ちの問題。

このセミナー音楽祭、なにせ「お金取って切符売る有料コンサート」がひとつもありません。だから、普通の意味での宣伝広報は殆どやってない(富山地区は知りませんよ)。来日演奏家も、「エンターテイナー」ヴィザじゃなくて、学校の先生なんかと同じ扱いのヴィザです。なんか偉そうだなぁ。うん。一応、応募招待のコンサートの内容をお伝えしましょう。こちら。今月末まで受け付けてます。県外の方もどうぞ。
http://www.szymon-goldberg.jp/concert/index.html

注目は、やっぱり近代美術館での「シモン・ゴールドベルク・コレクション」公開記念で行われるミュージアムコンサートでしょう。なんせゴールドベルク翁は、バウハウス時代のベルリンで現場で付き合った所謂大戦間モダン芸術を生涯自分のアートとして大事にし、愛し続け、様々なコレクションをお持ちでした。それが富山の美術館に寄贈され、セミナー音楽祭開催期間中に公開される。その関係で、演奏されるのも、ストラヴィンスキーやらショスタコーヴィチ、それに盟友ヒンデミットです。フィラデルフィら時代のゴールドベルク夫妻の弟子ニックと、日本で最期にゴールドベルク老にレッスンを受け日本の息子と呼ばれていた古部賢一氏の登場。特に、古部氏のヒンデミットのソナタは聴きものです。ちなみにピアノのマンチェは、カーチス音楽院時代にゴールドベルク氏のソナタ教室でピアノを担当していた「ゴールドベルクを隅から隅まで知る男」です。

というわけで、みなさま、ふるってご応募下さいな。


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