いずみホール「ベートーヴェン弦楽四重奏全曲+α」速報 [弦楽四重奏]
いずみホール広報さんからOKが出ましたので、発表します。
2008年初夏から秋にかけて、大阪ビジネスパーク内いずみホールの自主公演事業として、「ベートーヴェン弦楽四重奏全曲+α」(仮題)なる企画が行われます。このホールが過去のシーズンで行ってきたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲、交響曲全曲に次ぐ第3弾、8つの異なるクァルテットがベートーヴェンの弦楽四重奏曲を2曲づつ担当、それぞれの団体が趣向を凝らし、自分らの特徴が発揮される作品を間にサンドイッチする、というもの。
ラインナップは以下。3月上旬に公式発表がありますので、詳細はもうしばらくお待ちください。
6月10日(火) パシフィカ・カルテット
第2番 ト長調「挨拶」Op.18-2
リゲティ:第1番1「夜の変容」
第7番 ヘ長調「ラズモフスキー1番」Op.59-1
6月25日(水) アルティ弦楽四重奏団
第5番 イ長調Op.18-5
武満徹:ア・ウェイ・ア・ローン
第9番 ハ長調「ラズモフスキー3番」Op.59-3
7月17日(木) ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団
第1番 ヘ長調 Op.18-1
コダーイ:第2番 Op.10
第12番 変ホ長調Op.127
7月30日(水) 東京カルテット
第10番 変ホ長調「ハープ」Op.74
ウェーベルン:弦楽四重奏曲 Op.28
ウェーベルン:弦楽四重奏のためのロンド
第16番 ヘ長調 Op.135
9月25日(木) ロータス・カルテット
第3番 ニ長調 Op.18-3
ウェーベルン:弦楽四重奏曲(1905)
ウェーベルン:6つのバガテル
第15番 イ短調 Op.132
10月4日(土) ハーゲン弦楽四重奏団
第11番 ヘ短調「セリオーソ」Op.95
ドビュッシー:弦楽四重奏曲
第14番 嬰ハ短調Op.131
10月31日(金) モザイク・カルテット
第4番 ハ短調 Op.18-4
バッハ:フーガの技法より
第8番 ホ短調「ラズモフスキー2番」Op.59-2
11月29日(土) ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
第6番 変ロ長調 Op.18-6
大フーガ 変ロ長調 Op.133
第13番 変ロ長調Op.130
何を隠そう、明日午後にフランクフルト空港に入り、シュトゥットガルト→ヴィルツブルク→チューリッヒ→パリ→ニューヨーク→ニューヘイブン→パリ→ヴィーン、と分刻みで移動しつつ、原稿を2本はやっつけねばならぬ2週間のツアーの目的のひとつが、このプロジェクトのための取材なのでありまする。さても、何が起こるやら、「たびの空&弦楽四重奏&現代音楽」ぐっちゃぐっちゃカテゴリーの日々、乞うご期待。
ってもねぇ、今、出発前日午後8時前。もうオンラインでルフトハンザのチェックインはしちゃったのに、荷物詰めが始まっていないどころか、やってしまわねばならぬ連絡事項が全部終わってもいない。「レコ芸」編集者に連絡がついてない、「音友」編集者に写真送ってない、パシフィカQの事務所にパリでの日程入れてない、東京Qとの最終的な時間のつめが出来てない、DENONスタッフからのメールが文字化けで読めない、いずみホール広報に領収書送ってない、フジテレビに請求書出してない、NYフィル広報に連絡してない、モザイクQなんぞ連絡すら取れてない・・・。帰国翌日に控える(ってか、そのために慌てて東京湾岸まで戻ってくる)「ラボ・エクセルシオール」タケミツ&クセナキス大会関係原稿だけは、さっきやっと終わった。でも、細かい直しが追っかけて来るだろーなぁ。
成田に向かうべくTCATへと佃厄偏庵を出るまで11時間。ホントに大丈夫なのかっ。時差無視すれば、正に明日の今頃、シュトゥットガルト・バルセロナ間でマエストロ大植と電話インタビューをしてる予定なんだが、ホントに大丈夫なのかっ。
シベリア彼方、はたまた大西洋の向こうに何が待つや。ふううううう・・・
うわーやっぱり大変な事になってますね。ブログを見ないうちに返信してしまいましたが、私の方にはパリに着かれてから連絡下されば充分です。
時差もありますし、ヨーロッパ方面で仏、英語で連絡しといた方が良いとこがあったら電話とかしときますのでおっしゃって下さいね。
頑張れやくぺん先生!!
by すみこ (2008-01-22 01:53)