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八角が巡らない夏 [新佃嶋界隈]

311震災とその後のFukushimaメルトダウンがなければ、一昨日から今日まで、我が銀座東京駅から最も近い田舎町、佃は大騒ぎだった筈。なんせ、3年に一度の住吉さん例大祭で、今年は新車(?)となった八角御輿に神様が入って街を巡り歩く最初の年だったんだから。

てなわけで、今年は実質、佃住吉神社の例祭は裏の祭りの規模で細々とやってたようであります。昨日、某氏との打ち合わせ兼ねた昼飯で中央大橋袂の上海ダイニングに向かう途中、ホントだったら今日は上京してくれても会ってなんていられなかったんよ、とはいえあたしゃ、お袋さんの命日がモロに住吉さんのお祭りの日にぶつかってて、どーしたもんかと悩まないといけなかったんだけどさ、なぁんて話しながら、せっかくだからと住吉さんを突っ切ったら、境内では奉納神楽やってるし、普段は閉じられてる八角収納庫が開放されて、新八角と旧八角が並んでるのを目に前にすることが出来ました。へええ。

で、本日、もういちど見物しようと雷鳴りそうな中を出かけたら、おやまぁ、残念ながら正面は閉じられており、もうお祭りはオシマイ。裏の祭りって、実質2日間だけだっけ。あえなくガラス板の彼方から眺めて参ったです。

折からのマレー半島のスコールみたいな夕立に、内側からの光もない八角収納の覗き窓ガラスには周囲の風景が映り込み、なにがなんだか判らぬ写真。こんな感じ。
002.JPG
新八角御輿、基本的には奥に収まる前回まで巡っていた旧神輿のコピーみたい。ピカピカの神輿って、なんかちょっと不思議。

1年後、この神輿が巡るとき、やくぺん先生はまだ佃の住人なりや。厄偏庵近傍、また風来坊の風が吹き始めた感もある今日この頃でありましたとさ。

ま、あたしがどーなってよーが、来年は例大祭の規模でやるそうな。

神輿負う 肩の痛さを 知らぬ夏

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