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あなたも「香之舞Ⅲ」が弾けます [現代音楽]

ふうう、5団体とはいえ、新作とロマン派を力一杯弾くのを聴いてると疲れるこった。

以下、読者対象世界に10名ほどのエントリーです。ええと、本日、北京国際コンクール弦楽四重奏大会で世界初演された作曲家He Xuntianの新作「香之舞Ⅲ」ですけど、なんと太っ腹なことに、PDFファイルでパート譜がネットに上がっています。これが第1ヴァイオリンのパート譜。
http://www.bjimc.cn/upfile/Scent-Dance-VnI.pdf
ディレクターの助手をボランティアでやってる北京の若き音楽評論家のY君に、楽譜みたいよ-、ちょーだいよぉ、とおねだりしたら、ネットに上がってて、みんなそっからダウンロードして弾いてるんだよ。え、パスワードなんてない、誰でもダウンロード出来る。著作権って、そりゃ、演奏するならちゃんと作曲家さんに連絡しなきゃ行けないんでしょうけど…

てなわけで、He Xuntian Scent Danceと検索すると、ちゃんと他のパートも出て来ます。弾いてみたい、って方は、もうプリントアウトすれば直ぐに練習できますよ。

ちなみに、ツァイーデなんかがかっちり弾くと、ミニマル初期の語法を絵に描いたような素朴過ぎる造りの音楽に聞こえるんだけど、本日最後に北京代表ヤックQが弾いたら、なにやらちょっとそれだけではないような不思議な奥深さがある音楽に思えてきたから面白い。
062.JPG
なんか中国の古い音楽語法とミニマルに通じるものがあるのだろーか、ってね。

なお、この作曲家さん、コンクールのディレクターのお友達だそうで、これまでもクラリネットとチェロの独奏のための「香之舞」ⅠとⅡを書いてるそうな。太っ腹なことに、ボランティアで書いてくれているそうです!なんてこった、そんな作曲家がこの世にいるなんて、まだ世の中捨てたもんじゃないぞ!

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