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小金井その後 [指定管理者制度]

東京近郊は多摩の入り口、武蔵小金井駅南側に出来ちゃった公共施設を巡る騒動は、当電子壁新聞でもちょっとお伝えしたですね。ここが駅からまっすぐだらだら来ると入れる1階ロビーと、素敵な小ホール。
025.JPG
ここを会場に、こんな活動をしている
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2011-11-04
地元プロデューサーの方から、ヴィルタスQの第2回演奏会やりまっせ、というご案内と共に、その後の武蔵小金井駅前公共施設買い上げ騒動に決着がついたという連絡がありました。

なんと、すったもんだの挙げ句、結局、市が買い上げることが数日前の市議会で決まったそうな。で、なんだなんだと調べたのだけど、詳細を記したまとまった文書が発見できません。これがせいぜいかな。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20120210ddlk13010287000c.html
こっちは市議会議員さんのブログ記事あれこれ。
http://kobayashi-masaki.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-a306.html
http://saitouyasuo.com/blog/index.php?UID=1327995942
要は、駅前の土地を持つ地権者との話がきちんとまとまってない、ってか、ぶっちゃけ、土地の取り纏めが出来ずに事態を動かしてしまい、話がグチャグチャになってしまった、という相当に技術的な問題。一昔二昔前なら、市長さんとか一部の市会議員とかは、些かアヤシイ手法でも強引に土地の取り纏めを裏でやらせるテクニックを持った人がなったものだが、流石に管前総理を誕生させたお土地柄、かつての地方政治に不可欠だったそういう裏の黒い部分を含めハンドリングできる市長さんや市議会議員ではなくなっているようで、真っ正面から突破してあえなく失敗、大混乱が続いていた。ま、良くも悪くも民主党政権みたいなもんですわ。ことを荒立てたくなかったら55年体制の自民党&旧社会党&公明党の世界のままにしておけば良かったわけでね。

もとい。ま、ともかくまだまだ波乱含みながら、市がおおっぴらにこの施設を所有することが出来るようになったようで、指定管理を取ったはいいが市に欺されたような状況が続いていた民間企業は、やっとなんとかなるんでしょうかねぇ。毎日ローカル版の最後の部分はどういう意味なのかしら。誰か説明してちょ。
「だが、管理規約の締結には現在もいたっていない。臨時市議会は、URとの売買契約の締結前にUR側に管理規約の締結の調整にあたることや、小金井市側に損失が生じた場合にはURが責任を負うことなどを求めた決議を全会一致で採択した。【河嶋浩司】」

いずれにせよ、来年度のホールの使用申し込みを慌てて始めたそうで、使いたいと思っていた地元主催者さんはバタバタだそーな。ふうう。
http://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/shiminbu/shiminbunkaka/info/Kashikann.html

ま、なんであれ、こういう場所が出来ちゃった以上、巧い具合に利用できれば良いわけであります。武蔵野や三鷹がチャリ圏内にあるこの場所で、無理に市が税金使って武蔵野の向こうを張った鑑賞事業や興行をする必要はないわけだし、三鷹に対抗した創作の拠点にしようなんて無茶する必要もない。健全な市民の主催者が安価に便利にちゃんと利用できる空間を提供して下されば結構です。つまるところ、バブル前の状況に戻っただけなんだからさ。

てなわけで、来る3月7日は小金井へどうぞ。
http://adieemusic.air-nifty.com/adie_e_music/2011/12/post-1039.html
小生は珍しくも曲解をやらせていただいたMr.Sのショスタコに行くと言っちゃってるので、11日のいわきに参ります。ううん、古典Qのボッケリーニは美味しかったんだがなぁ、こればかりはしょーがないわなぁ。

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