本日６時半から一柳慧氏のお話あります

今まで告知しなかったのは、なにせご高齢なのでキャンセルの可能性もあったからなのですけど、先程一柳先生御本人から連絡があり、今日はちゃんと行きますとお元気な連絡がありましたので、改めて告知をします。

本日、神奈川県は横浜の東隅っこ鶴見のサルビアホールで年始恒例の「ラボエクセルシオ」が開催されます。この流浪のイベント、今年はサルビアホールのクァルテット・シリーズの中に組み込まれたものの、無論、一回券もありますのでご安心を。
http://www.salvia-hall.jp/event/?id=1538448043-378066&fbclid=IwAR0rn52iYGa-ULqfPSPpHHbZEXzSDYGI_9_cFViPvPHHaRYcyW5L-hV6En4
ホールの告知では開演７時となっておりますが、チラシに告知されているとおり、午後６時半から一柳慧さんにお話を聞くプレトークです。現時点では、こちらが予定しております内容は「一柳慧自作の弦楽四重奏を語る」がメインです（内容に関してはちょっとだけ打ち合わせをしてありますが、中身は秘密）。

一柳さんがNYに最初にいらっしゃった頃から60年代初頭にフルクサスが出て来た辺りにはナンカロウはアメリカにはおらず、そのお話が出るか現時点では判りません。弦楽四重奏マニアの方には、一柳さんの最初の番号無し弦楽四重奏を初演した初期ジュリアードQとの関係など話が出るかもしれないということで、請うご期待。

個人的にはリゲティが再発見する前、NY前衛華やかなりし時代に前衛現場に居た人達にナンカロウという存在が知られていたのかが、いちばん知りたいことなんですけど。そういう話になるかなぁ、実質20分ですからねぇ。

この先、一柳さんが「弦楽四重奏」というメディアに絞った話をなさる機会があるか判りませんので、ご関心の向きは是非ともいらして下さいませ。