バンフ参加団体発表

本日現地時間の午前11時、トロントにてバンフ国際弦楽四重奏コンクール監督バリー・シフマン氏が、この夏の第11回同大会参加団体を発表いたしました。以下。

Callisto Quartet | USA
Eliot Quartett | Germany/Russia
Marmen Quartet | UK
Omer Quartet | USA
Quatuor Agate | France
Quatuor Elmire | France
Ruisi Quartet | UK
Ulysses Quartet | Canada/USA/Taiwan
Vera Quartet | Spain/USA
Viano String Quartet | Canada/USA

ご覧のように、なる程ね、というメンツであります。日本でもお馴染みなのはエリオット君たちと、前回大阪２位のユリシーズと、第３位のヴィアノが出てますねぇ。トランプのVISA発給停止騒動で大阪をキャンセルせざるを得なかったヴェラも無事に出てますし、やくぺん先生としては知らない団体フランス系のふたつとイギリスのルイージという連中くらいで、ま、メイジャー国際大会としてはこんなもんでしょ。

引退を宣言しておりますやくぺん先生は、あらゆる同業者関係者が引退するときまず最初に行かなくなる超僻地バンフは無論行きません。ネットの前で観戦するか…なぁ。このメンツだと、アルテミス、エベーヌ級の「業界を塗り替える」団体は…

ま、なんであれ、「カナダのトップ団体を出す」という今世紀からのバリー監督以下の宿願を果たしたバンフ、また昔のようなまともな大会に戻ってくれることでしょうから、気にはしておきましょう。ニッポン国の団体はなしかぁ…うううん。ちなみに、今、話題の葵トリオのヴァイオリンとチェロは、前回のバンフにエク以来の日本からの招聘として参加したクァルテット・アルパに加わっておりましたです。