山口県は広いのじゃ！ [たびの空]
ホオジロさんの歌に送られ、秋吉台国際芸術村から下山して参りました。
今、岩国空港ターミナルにおります。なんのことない、岩国基地の北の隅っこです。小雨降る中、宿舎を出たのは朝の６時過ぎ。で、現在午後の６時半過ぎでまだ山口県内にいるというアホなことになってるのは、ひとえにあたくしめの判断ミスでありまする。誰を非難できるものでもないっ！
話は簡単で、なんせ黒字化するにはかなり状況が厳しいこの取材、少しでも安く移動せねばならない。とはいえ、流石に深夜バスの長旅はもう無理な爺初心者。となると、通常の選択たる「東京駅から新幹線で新山口駅まで行き、そこからはバス」ということになるだろうが、どっこい、航空券は上手く探せば新幹線よりも遙かに安くなる可能性があるのは皆様ご存知の通り。んで、いろんな状況を考え、29日夕方の岩国発最終便のかなり早い時期購入fixチケットなら新幹線よりも５千円以上安くなる。ま、岩国なら同じ山口県、そう酷いことにもなるまい、ってわけで、何も考えずにさっさと買ってしまったのであった。
それから数週間、なんのかんのなんのかんのでギリギリまで秋吉台ツアーのことは放っておいて、近づいていろいろ細部が判ってくるに、これはちょっとマズいぞ、という感じになってきたわけだが、まあもうしょーがあんめー、なんせ変更など出来ない切符だしねぇ。
午前10時からいくつかの団体がとこさんと大友パパにレッスンを受けるセッションが昼まであり、それが終わってから山を降りれば、岩国発最終東京便に間に合うであろー、と気楽に思っていたのだがぁ…朝の７時過ぎに芸術村下から山口駅に向かうバスの次は、なんと午後２時半！それじゃあどうやっても（新山口から新岩国まで新幹線に乗る、などという本末転倒なアホをやっても）公共交通機関で出発１時間前に岩国基地北西隅っこのちっちゃいけど妙に立派なターミナルに到着するのは不可能なのでありますっ！おいおいおい…
幸いにも、まさかまさか、昨日の結果発表後にもレッスンがあったので（！）、本日はもういーだろーと帝都帰還を優先することにした次第。以下、意外に広いぞ山口県、荒れ模様のたびの空道中、意味のある情報など皆無の暇潰し。お忙しい方は読む必要はありませんので、悪しからず。
起き出せばいまにも雨が降りそうな空。６時前にチェックアウト、というか、挨拶して鍵をフロントに置き、荷物を引っぱって歩き始めます。小雨が降っているが、なんとか傘なしでいけるくらい。６時半前には宿舎最寄りの八重が原バス停に到着、目の前にキビタキさんが飛び出して来ましたぁ。
バス停の掲示を眺めると、グーグルマップが知らない防長バスの「サファリパーク行き６時56分」という便があるではないかぁ。
定刻にバスがやって来ます。で、手を挙げて止め、２停留所200円也で大田中央バスセンターに到着。客はやくぺん先生ひとりでありました。
防長バスの話好きの運転手さんに拠れば、ここで新山口駅往きに乗り換えられるという。崩れそうなレトロ過ぎるバスセンターで切符を買おうとすると
もう目の前にバスがやって来るではありませんかっ。なんて良すぎる乗り継ぎじゃっ！
慌てて乗り込むと客は３人。途中から誰も乗らず、携帯もつながらなくなるよーな場所を走っていく。
雨が本格的に降り出してる。バスは山口方面には曲がらず、山の中へと突き進みます。７時44分には、あっさりと新山口駅に着いてしまいました。
で、現金で1020円也お支払い。
どうやら今日もやってる大学があるようで、妙に混雑した新山口駅の新幹線口まで行き朝飯を喰らい、８時24分の2両編成の山陽本線岩国行きに乗ります。PASMOが使えず、現金で1620円を券売機で購入。運動部の学生がいっぱい。天気はドンドン悪くなる中、防府だかから、お茶会のような着飾ったおばさま達が乗って来て、ボックス席の残りと向こうを占め、どこぞの駅でゴッソリ降りて行かれるまで楽しい田舎のセレブな会話を否応なく聞かされるのであった。
雲が数百メートルくらいの酷い天気になってきた。10時35分に、すっかり小綺麗になった岩国駅に到着。さっそく低い雲の向こうから、大和市でお馴染みだった「世界でいちばん騒々しい戦闘機」として知られるロン艦載機超蜂くんの凄まじい轟音が響いている。
駅の西側に出るが、なんと空港バスは那覇行きに接続する午後1時半くらいまでありません。しょーがないので、一応雨は落ちていない曇り空の下、岩国空港ターミナルまで荷物を引っぱって歩きます。シンフォニア岩国では、来月19日に海兵隊ブラスバンドの公演があるぞぉ！うぉおおお、これは盛り上がるだろーなあ！
シギが橋の下をいっぱい飛んでいて、空港の米軍宿舎の北側の堀には鯉がいっぱい泳ぎ、燕が超低空で飛びまわってるノンビリした春の終わり。
空港ターミナルのは11時半過ぎに到着しましたですぅ。
カード600円でサンドイッチやおかずパンを買い、100円現金払って展望台へ。パンを食らっていると、ANAの沖縄行きが上がり、超蜂がひとぉつ降りてくるのであった。
ヤンキーマシン猛禽類は、空母長期航海出港前のマイレージ稼ぎ飛行を盛んにやってます。飛ぶのはロンの超蜂ばかりの、低い雨空。
さて、流石に暗くなってきました。もうめんどーなんで、オチも纏めもなしの山口延々たびの空。国際芸術村を出てから国際軍事基地まで、実質５時間弱でありましたとさ。
話は簡単で、なんせ黒字化するにはかなり状況が厳しいこの取材、少しでも安く移動せねばならない。とはいえ、流石に深夜バスの長旅はもう無理な爺初心者。となると、通常の選択たる「東京駅から新幹線で新山口駅まで行き、そこからはバス」ということになるだろうが、どっこい、航空券は上手く探せば新幹線よりも遙かに安くなる可能性があるのは皆様ご存知の通り。んで、いろんな状況を考え、29日夕方の岩国発最終便のかなり早い時期購入fixチケットなら新幹線よりも５千円以上安くなる。ま、岩国なら同じ山口県、そう酷いことにもなるまい、ってわけで、何も考えずにさっさと買ってしまったのであった。
それから数週間、なんのかんのなんのかんのでギリギリまで秋吉台ツアーのことは放っておいて、近づいていろいろ細部が判ってくるに、これはちょっとマズいぞ、という感じになってきたわけだが、まあもうしょーがあんめー、なんせ変更など出来ない切符だしねぇ。
午前10時からいくつかの団体がとこさんと大友パパにレッスンを受けるセッションが昼まであり、それが終わってから山を降りれば、岩国発最終東京便に間に合うであろー、と気楽に思っていたのだがぁ…朝の７時過ぎに芸術村下から山口駅に向かうバスの次は、なんと午後２時半！それじゃあどうやっても（新山口から新岩国まで新幹線に乗る、などという本末転倒なアホをやっても）公共交通機関で出発１時間前に岩国基地北西隅っこのちっちゃいけど妙に立派なターミナルに到着するのは不可能なのでありますっ！おいおいおい…
幸いにも、まさかまさか、昨日の結果発表後にもレッスンがあったので（！）、本日はもういーだろーと帝都帰還を優先することにした次第。以下、意外に広いぞ山口県、荒れ模様のたびの空道中、意味のある情報など皆無の暇潰し。お忙しい方は読む必要はありませんので、悪しからず。
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起き出せばいまにも雨が降りそうな空。６時前にチェックアウト、というか、挨拶して鍵をフロントに置き、荷物を引っぱって歩き始めます。小雨が降っているが、なんとか傘なしでいけるくらい。６時半前には宿舎最寄りの八重が原バス停に到着、目の前にキビタキさんが飛び出して来ましたぁ。
防長バスの話好きの運転手さんに拠れば、ここで新山口駅往きに乗り換えられるという。崩れそうなレトロ過ぎるバスセンターで切符を買おうとすると
慌てて乗り込むと客は３人。途中から誰も乗らず、携帯もつながらなくなるよーな場所を走っていく。
どうやら今日もやってる大学があるようで、妙に混雑した新山口駅の新幹線口まで行き朝飯を喰らい、８時24分の2両編成の山陽本線岩国行きに乗ります。PASMOが使えず、現金で1620円を券売機で購入。運動部の学生がいっぱい。天気はドンドン悪くなる中、防府だかから、お茶会のような着飾ったおばさま達が乗って来て、ボックス席の残りと向こうを占め、どこぞの駅でゴッソリ降りて行かれるまで楽しい田舎のセレブな会話を否応なく聞かされるのであった。
駅の西側に出るが、なんと空港バスは那覇行きに接続する午後1時半くらいまでありません。しょーがないので、一応雨は落ちていない曇り空の下、岩国空港ターミナルまで荷物を引っぱって歩きます。シンフォニア岩国では、来月19日に海兵隊ブラスバンドの公演があるぞぉ！うぉおおお、これは盛り上がるだろーなあ！
空港ターミナルのは11時半過ぎに到着しましたですぅ。
さて、流石に暗くなってきました。もうめんどーなんで、オチも纏めもなしの山口延々たびの空。国際芸術村を出てから国際軍事基地まで、実質５時間弱でありましたとさ。
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