SSブログ

大連休終わりは昭和回顧 [現代音楽]

昨晩夜の11時半くらいに新帝治める帝都の中央駅、王宮側とは反対の庶民向け駅舎に到着、ここからダラダラ20分荷物を引っぱって歩くのは流石にかったるく、タクシーに1メーターちょっと乗ってしまい、無事に深夜前に佃縦長屋に戻って参りました。んで、最低限の荷物整理だけしてぶっ倒れ、朝っぱらにぶんちょうくんに起こされて、朝飯も食わずに鉄砲洲稲荷の例大祭も最終日の子ども歌舞伎の練習風景を横目にチャリチャリと、ここ有楽町にやってきた次第。昼からの公演で、チケットを買うだけで大行列になって間に合わないぞぉ、と焦るのは嫌なのでこんなに早く来たら、もう売ってる切符が殆どなく、アッという間に買えてしまった。んで、地下の巨大ステージ横の喫茶コーナーで300円也(意外に、良心的じゃわい)のソフトドリンク買って座り込み、溜まってしまった細かい連絡作業などをやってます。
002.jpg
コンクールと音楽祭の取材メモが整理できてない、まる2日かかるなぁ。ふううう…

この閑散期の有楽町巨大施設活性化で始まった商業イベント、個人的には関わらないようにしているので内部事情は知りたくもないけど、まあここまで巨大化してしまうとどう縮小するか、撤収するかが大変だろーなー。イベントは始めるよりも止める決断の方がいろいろあって面白いのだが、世界の情報が広告代理店にコントロールされるようになり硬派系ドキュメントが絶滅した今や、そーゆー商業系ネガティヴ原稿は商売にはならないし。ま、昨年はびわ湖、今年は金沢を眺めに行ったのは、「どうやって撤収するか」に興味があったからなんだけどさ。

ま、それはそれ。このニッポン国近代(以前だ、と突っ込まないよーに)史上空前の大連休の最後に新帝都で待っているのは、なぜか遙か歴史の彼方となった昭和時代の回顧であります。まずはここ、新帝がおわします宮殿の東(っても、まだ我らがヴィオリスト皇帝はマンモスフラワーお堀の内側に引っ越してないんだわなぁ)本日は昼から矢代秋雄の交響曲が披露され、そして伊福部昭の主要作品が演奏される。これは皆様、よーくご存知の通り。本年度の有楽町移動音楽遊園地で、やくぺん先生一押しのエルメスQ帝都デビュー(なんだよねぇ?)と並ぶ2大目玉公演でありまするっ。関心のある方に広く門戸を開くため、ギリギリまで切符も確保されておりますので、さあ、皆さん、慌てて有楽町に走れっ!

そしていよいよ大連休も最後の明日、今やNY42丁目タイムズスクエアやロンドンのトラファルガー広場に匹敵する世界の観光地、渋谷大スクランブル交差点のハチ公挟んだ反対側で開催されるのは、こんなスゴいイベントじゃ。
https://www.3s-cd.net/2019-05-06/
一応、演目をコピペしておくと

★黛敏郎:映画「天地創造」組曲(混声合唱付き)(1964年)、映画「東京オリンピック」組曲(女声合唱付き)(1965年)
★團伊玖磨:シンフォニア・イゾラナ(ブルレスケ風交響曲)(1954年・第1回3人の会初演作品より)
★芥川也寸志:バレエ音楽「失楽園」より(1950年)、日扇聖人奉讃歌「いのち」(混声合唱付き/鈴木行一補作) (1988年)

おおおお、なんてこった、今日明日で、帝都近辺で矢代、伊福部、黛、團、芥川らの戦後を彩る多彩な管弦楽作品群がゴッソリ聴けるのでありますぞっ!これこそフェスティバルでなくて、なんであろーかっ!

皆様、今日は有楽町、そしてライヒと一緒にディファレント・トレインズに揺られ、明日は渋谷へ、今やすっかり「歴史」となった「戦後」を体験する音楽の旅に出かけよーではありませんかぁ!♪とーきょ、おりーんぴぃっく、おりんぴっくうーたーえええええええ!

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。