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新帝都へ、夏へ [たびの空]

ホントにひとつのライヴも聴かなかった黄金週間もオシマイ、朝8時の由布院バスセンター発福岡行き亀の井バスは相変わらずの混雑ながら、1日7便にまで回復した温泉県国東半島先っぽ空港までの直行バス、8時10分の朝一便は乗客ったら、あらまぁ4名。果たしてこのフリクエンシーを維持して下さるのやら、全てはTway航空さんのソウル便復活にかかっているのだろーなー、などと思いながらボーッとしてうちに
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いつものよーにノンビリムード漂う空港に到着。

とはいえ、ホントはこの滑走路だけは無駄に長い空港、ノンビリしている筈もないんじゃが。なんせこんなニュースが流れてます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8bb1c2f354100a8eb5f4f4a5cdb0b8591201af3
やくぺん先生が半分温泉県盆地の田舎者になり、ここ国東半島先っぽ空港が「おらがメイン空港その1」になって以来、コロナでガラガラな空港ロビーお土産物屋さんなどでやたらと目立っていたのがこのコーナーなのじゃ。
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そー、ジャンボの翼の下に衛星くっつけて太平洋上から打ち上げる、ってプロジェクトの基地になる滑走路故に「宇宙空港」だそーで、かつて若きやくぺん先生ご夫妻が最初期の庵を結び近辺を3度も引っ越ししていたNear Tokyoは三鷹の航空宇宙研究所、柵の向こうにはJAL123便の残骸があるとか、深い深い深淵のプールがあるとか、いろんな訳の分からぬ噂が周囲に流れていた得体の知れない国立研究所と組んで、なんのかんの盛り上げていたのであった。残念ながらここにヴァージン・カラーのジャンボがやってくることなど一度も無く、敢え無く夢は淡きままに萎んだ…筈なんだけど、なんか、全然そんな告知もなく、なんも違わん空気が流れまくっておるのぉ。なんなんじゃ。

ま、大気圏の外がどうであれ、がら空きのエプロンから滑走路南端に向けてゴロゴロ転がっていけば、機窓から遙か鶴見岳由布岳眺める手前で、着々と進行するは10余年ぶりの復活となるホバークラフト発着所の工事なのであーる。
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まだ空港内にハッキリとした完成図やらが掲げられているわけではないようじゃが、どう見ても上の写真の右隅っこがホバークラフト発着所で、別府湾を横切ったほば君がよっこらしょと陸に上がってくる海からの緩い坂道が左に下っているようでありまする。基本レイアウトはかつての旧空港跡地と結んでいた頃と違えるわけにもいかんだろうし、幸か不幸かちっちゃな単純な造りの空港なんで、ターミナルまで迷うこともあるまいて。

問題は大分市街側の発着所で、どうやら昔とは違う西大分の駅から国道渡った辺りに立派なターミナルを県が建設中とのこと。運行する第一交通さんって、盆地の田舎者には町内タクシー会社なんだけど、なかなか手広くやってらっしゃいますな。
https://qualities.jp/doffer/article/daiichikotsu_2023042
それにしても、西大分から市内や別府は、第一交通さんが連絡シャトルバスなどを出すんだろうが、どーして直接別府港に入れないのかしら。ホバークラフトって、普通の埠頭では全く使えないんじゃろかね。なんにせよ、由布岳向こうのやくぺん先生んちには関係ない交通機関であることは確かですな。

んでもて、眼下にはミサゴは影もなくチヌークしか見えぬ木更津の原を見下ろし
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昼過ぎの新帝都は六郷河口巨大空港に戻り、午後1時から授業で上野の杜に突っ走ったお嫁ちゃまとの2人分の荷物引っ張って貿易センタービル跡地をモノレール駅から地下大江戸線まで空港アクセスとしては世界最悪の難所に立ち向かう勇気も無く、でかい荷物対応のリムジンバスで豊洲まで直行し、都バスで縦長屋真ん前まで乗り付けようとバス案内所に行くと、「次の豊洲行きは1時20分です」ってな。おいおいおい、温泉県盆地を田舎と笑えぬフリクエンシーではないかいな。

かくて人の迷惑顧みず京急へと向かえば、次の国際線ターミナル駅からはもっとデカい荷物引っ張った国際線到着客の皆様が次々乗り込んできて、ちょっと気持ちが楽になりながら、都営地下鉄乗り継ぎ月島駅に至りエッチラオッチラ、佃堀へと至れば、こんな告知が。
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5年ぶりの例大祭、いよいよ開催のようでありまする。っても、この期間、あたしゃ、ずっと遙か南の島、シンガポールに行ってるときじゃないかい。

さあ、夏が来る。

[追記]

なんと、空港では全く告知など気付きませんでしたけど、こんなことになってましたぁ!
https://www.oita-airport.jp/news/detail/375
ティーウェイ航空さんじゃなくて、チェジュ航空とのこと。驚くなかれ、少なくとも現時点で発表されているダイヤが続く限り、時間は滅茶苦茶使いやすいぞ。温泉県盆地オフィスを午前10時半に荷物引っ張ってバスターミナルまで歩き、空港バスで昼に空港に着き、なんのかんので午後4時前に仁川空港に到着すれば、余程の事が無い限り午後7時半にソウル・アーツセンターで開演するなら間に合っちゃうじゃないの。翌日に戻ってくるのは不可能だけど、戻り便もソウル市内から余裕で動ける時間設定。このタイムテーブルで連日運行になってくれれば、ソウルは1泊であれやこれや聴きに行けるじゃないかぁ。

なーんて淡い期待は、恐らくはあっさりと裏切られるであろーLCC業界でありますから、あまり期待せずに状況を見守りましょ。

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