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日曜日はさきらジュニアオケ第2回定期 [指定管理者制度]

政権交代、311震災と日本国のシステムの根底を揺るがしかねないでかいことが立て続けに起き、いつの間にやらどのように取り扱ったら良いのか判らぬ過去の問題になりかけてる「指定管理者制度」ネタです。いろいろ情報を下さる方、全然対応しないじゃないか、と怒ってらっしゃるでしょうね。スイマセン。小生自身、「公共文化施設そのものがなくなってしまった」とか「市民がいなくなってしまった」という事態と、この指定管理という話とをどう摺り合わせれば良いのやら、よーわかっとらんのです。ゴメンです。

てなわけで、少しは反省せねば、という意味を込めて、この日曜日は栗東に行きます。そー、昨年もご紹介した、栗東ジュニアオーケストラの第2回目の演奏会があるのであります。この記事でもご覧あれ。
http://www.asahi.com/showbiz/music/OSK201110120095.html
それにしても朝日地方欄の記者さん、「新幹線新駅の計画中止などで財政難に陥った市は開講翌年にホールの運営費を切り詰めるため、民間企業に運営委託する指定管理者制度を導入。」ってお書きになってますねぇ。指定管理者って、「ホールの運営費を切り詰めるため」に導入されたんですかぁ!? この記事を書いた記者さんが0年代後半の栗東で起きていたことを踏まえた上で、敢えてこのような表現を用いたのならそれはそれでひとつの見識ではありますが、どーなんじゃろね。ま、日曜日にこの記事を書いた方が来ていれば、直接尋ねてみましょう。

客観的にローカル・ジュニア・オーケストラとして活動を眺めれば、遙か鳥栖では風雲急を告げている「ラ・フォル・ジュルネ」の滋賀版に参加して天下のびわ湖ホールロビーで弾いたり(あのロビーは、この地球上で「音楽ホール」と呼ばれている空間の7割よりは音が良い!)、地域音楽祭に参加しびわ湖ホールの大ホールでも演奏したり、もうあって当たり前の団体になりつつある。アーツ・オーガニゼーションとしてホールを離れても存在できるだけの力を付けていき、ホール丸抱えでなくても運営出来るようになるにはどうしたらいいのか、これからが正念場でしょう。

直接関わっている現場のスタッフはなんだかとっても大変そうだけど、その苦労が報われるような、聴いていてニコニコしてくるハイドンを弾いて欲しいなぁ。
http://www.sakira-ritto.net/organize/detail.html?id=5
関西圏にお住まいの方、この週末は栗東さきらへ是非ともいらっしゃい。午前中は京都の紅葉を眺めに行っても結構ですから、午後3時にはさきらに到着して下さい。

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栗東その後 [指定管理者制度]

10日間を大阪城外堀で一緒に過ごし、伊丹から成田、トロント経由で故郷のモントリオールに帰るロバートと丸ビルの下でバイバイし(ラウンジで原稿やるぞぉ、なんて、同業者はみんな同じ事を考えるなぁ)、さてもShinkansenで放射性物質の雨降る東京湾岸に戻るわけだが、琵琶湖を渡った先で車窓左手に高層マンションに埋もれた栗東さきらを見晴るかしながらどーなってるんじゃろーなぁなんて気にするくらいなら、いっそ、直接眺めて来た方が余程精神衛生にはよろしー。んで、大阪駅から快速に揺られ、栗東駅の働く意欲のまるで感じられない駅長の横をすり抜け、さきらに行って参りました。

2月以来というのに、なんだか凄く昔のことのように感じられる。あのジュニア・オーケストラ・アカデミーの記念すべき第1回演奏会で大いに盛り上がっていた空間が、なんともガランとしてる。駅から歩いてくる正面に、些か下品な程にこれでもかと掲げられていた主催公演の垂れ幕がまるでない。広場の池は梅雨の前の曇り空を静かに映し、よーくみると表面にはかなりのゴミが浮かび、その間をアメンボがすいのすいのと泳いでる。休耕田に間違って水が入っちゃったみたい。自転車を駐めて親子が一組遊んでる野外ステージには、シロツメクサが素敵に広がってる。福島からべこの子でも連れてきて、草を食ませてあげたいぞ。
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何よりも寂しいのは、騒々しいほど貼られていた主催公演のポスターがなにひとつないこと。なにひとつ、ってのは嘘で、ホントはひとつ、文化スポーツ事業団が管理していた頃からやってる、この館が保有する立派なピアノを市民が弾いてみましょう、というイベントの告知があるけどさ。
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これだけなーんにもないと、「館の利用規程」とか、普段は全然気付かないお役所っぽい張り紙がやたらと目立ちます。

んで、前指定管理者から新指定管理者への移行で唯一残った制作現場スタッフの方と、じゃあお昼でも、と敷地の直ぐ外の飯屋に参りましょ。その方曰く、今日が特に閑散としているわけじゃなく、いつもはこんなものですよ。ただ、それまでは無料だったさきらの駐車場が4月から1時間200円、何時だかまで500円と有料になったので、市民がこれまでのように気楽に用もないのに来るということはなくなったかもね。
なーるほどねぇ、否が応でもモータリゼーションの都市部以外の日本国に於いては、車、というファクターは重要なんだなぁ。まあ、開館以来タダだったものが有料化されれば、えええええ、ってなるのはしょーがないだろーけどさぁ。

まだゲラが刷り上がったばかりという自主事業のチラシを前に、なんのかんの話をうかがいます。そーですねぇ、残念ながら、あんまり「うぁあああ、そーなんですかぁ」って盛り上がってくるようなネタはありませんでした。新しい指定管理者さんは、さきらを関西圏に於ける拠点にしたいとは思っているらしいけど、それが具体的にどのような形で展開するのかはいまひとつ判らない、ってのがホントのところ。

古株スタッフさんが担当しているジュニア・オーケストラに関しては、ともかく秋山氏を迎えて10月16日の第2回定期演奏会に向けた練習が順調に始まっている。演目はハイドン「時計」、伊藤恵さんを独奏にしたモーツァルトのピアノ協奏曲(伊藤恵さんは自主事業としてリサイタルも予定されてるようでした)、それにハフナー交響曲だそうです。
なお、去るゴールデンウィークにお隣のびわ湖ホールで開催された「ラ・フォル・ジュルネ」には、さきらのユースオケが参加し、ロビーで「英雄」第1楽章を鳴り響かせ、大いに沸かせたとのことです。まさに地域の宝ですねぇ。

運営のあり方としては、先頃初めての保護者会が開かれ、これまでは全てさきらのスタッフがやっていた細々したこと共の一部を親がやるようにしていく流れは出て来ている。更には、資金面を含めた支援組織を作って行くような方向に持って行きたいようでありました。要するに、ぶっちゃけ、「さきら」というアーツセンターが丸抱えにしてきたジュニア・オーケストラ・アカデミーというソフトそのものを、少しづつでも市民のものにしていく、ということなんでしょう。これって、「拠点形成」とかとは反対の動きのような気もするけどねぇ。

ま、現実的な方策であることは確かだけど、そんなことを始めればそれはそれで市民ボランティア担当の専任職員やらが本来は必要になってくるわけで、決して指定管理者が楽になるとは思えない。それに、支援組織といったところで、このユースオケのために本気でプロフェッショナルなファンディング作業をやるつもりでもないみたいだから、「お金が出ていくだけ」という構造はなにをしようと変わるわけでもない。

よーするに、今の栗東の問題をもの凄くぶっちゃけて言っちゃえば(恐らくは以前からずっとそうなんだろうが)、「何をやるにも金がない」ってこと。市民ミュージカルもそうで、某助成基金からお金が出るかどうかを待ってるところだという。
普通のアーツオーガニゼーションなら、じゃあ本気でファンディングをしましょうか、ということになるわけだけど、指定管理者となった企業が特定の会館で事業や育成プログラムをするためにファンディング活動をする、ってのはどの程度ありなのかしら。少なくともそういうことをしているという例は聞いたことはないし、ファンディングをプロのレベルでやれる人材を日本のアーツオーガニゼーションが本気で雇ったこともないだろうし、ましてや民間企業となれば、そんなギャラの高そうで有能な人材がいたら、どっかの貧乏な自治体の指定管理なんかに貼り付かせるんじゃなく、企業の別の部署で使いたいだろうし。

そんなこんな、いろいろと書けないこといっぱいのお昼御飯を終え、じゃあまたね、10月には来たいなぁ、なんて手を振り、労働意欲をまるで感じない駅長の横を再びすり抜けて米原駅に向け快速列車に揺られれば、梅雨入り間際のどんよりした雲の下、近江の国には池みたいな稲穂の床の間に、ぼつりぽつりと麦の秋が広がって
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全て世はこともなし…

なぁんて筈ないんだけどさ。さてと、大阪初夏の陣に続くレッジョの闘いを眺むるべく、苦い米の畑にキラキラ照り返すロンバルディアの光を臨むまでの2週間とちょっと、湾岸で地獄のような作文の日々が待ってる。ふううう…

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指定管理鼎談出ました [指定管理者制度]

今は香港におり、確認は出来ておりませんが、本日18日、流通がちゃんと生きている日本各地の書店に並ぶ筈の「音楽の友」4月号に、先日来の栗東さきらを巡る指定管理者問の俯瞰と纏めの鼎談が掲載されていると思います。ご関心の方は、ご覧下さい。

なお、公共ホールの指定管理者制度につきましては、現在のような非常時に於ける対応がどうなっているのか、いろいろと疑問な点が多くあります。具体的には、「市民が公共施設としての文化ホールに避難してきたとき、私企業職員である指定管理企業のスタッフは、どう対応するのか」ということとか。

現時点ではあまりに情報が少なすぎ、当電子壁新聞ではお伝えしていませんけど、福島原発近隣の某公共文化施設、松島の音楽ホールなど、実質上の避難民保護センターとなっているところがいくつもあるようです。いわきは幸運にも市の直営なので、専門職の嘱託職員以外にも市の公務員として勤務している方がそれなりの数いるようで、それらの方は避難所の仕事をすることが出来るわけです。
でも、もしもここが民間企業が指定管理になっていたとしたら、原発至近ですから本社はスタッフに引き上げを命じるかもしれない。そうしたらこの施設はどうなったんでしょうかね。カラッポの市の施設に、次々と市民が避難してきて、会社の命令で脱出しようとしている職員との間でトラブルが起きる可能性はあるし、そうなったら現場の職員は一市民としてボランティアであると決意してその場に踏みとどまると主張することも大いにあり得る。結果として、管理職は会社の命令に従うか、その場に次々とやってくる被災者を放っておけと命令を繰り返すか、もの凄く厳しい決断、自分が管理するべき人材の命に直接関わる決断を迫られる事態すらあり得る。

指定管理者制度なんて、そんな非常時を想定してないいい加減なものさ、と冷笑すればそれまでなんでしょうけどねぇ…

なんであれ、現場のスタッフの皆さん、あなた方もひとりの市民であることを忘れずに、限界内での無茶でとどめて、休んで下さいね。少なくとも小生は、自分のために休んでいる皆さんを非難しないし、非難する輩とはいくらでも代理で喧嘩をしますから。ホントに遠くからの遠吠えで申し訳ない。

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関係者様への御礼 [指定管理者制度]

先程、やっと某音楽雑誌の「指定管理者制度」鼎談の初稿を入れました。これで小生の手を離れ、編集者さんが鼎談参加者様に赤入れをお願いし、脚注や補遺の囲み記事や簡易年表を作ることになる筈です。一応、緊急事態が起きない限り、3月18日売りに掲載される予定です。あたしゃ香港にいて、日フィルが香港郊外の学校にアウトリーチ行くのを見物している日だわい。

取材をさせて頂いた皆様、諸関係者の皆様に、有り難うございます、と頭を下げさせて頂きたく思います。正直、これだけ大騒ぎし、実質6年に渡って積み上げた取材なんですけど、全体の纏めとも言うべきこの鼎談で結論として言ってるのは、たったひとつのことになっちゃいました。判ってる方々とすれば当たり前すぎることです。そんなことを言うためにこれだけの時間と手間を掛けたのかと、自分でも情けない気分になっちゃいますけど、まあねぇ、こればっかりはしょうがないでしょう。

当電子壁新聞を通して様々な情報をお寄せいただいた皆々様、本当に有り難うございました。小生の非力さ故、皆様の情報提供を直接の形で原稿に反映させることは成りませんでした。しかし、皆様の情報提供がなければ、「栗東」というケースの特殊性と普遍性の検証は出来なかったでしょう。返す返す、有り難うございました。

「指定管理」を巡っては様々な事例が明らかになりつつあり、指定管理者協議会などというものも立ち上がっているし、何が問題かはある程度整理されてきたようには思います。取材中、あるマネージャーさんからは「まだ栗東なんて終わった話を追いかけてるの」と呆れられたこともありました。「指定管理者」はもう過去の話で、今は「劇場法」で、それだってこの政権崩壊であっという間に泡と消えるかもしれない、という方が正確な現状認識なのでしょう。
とはいえ、最終的に「指定管理者」が「地方政治」の問題であり、「人と人との接し方」の問題である限り、永遠に問題は解決しない。栗東の例を検証することで、抽象論に陥りやすいこの問題に関する議論を、少しでも具体的に提示し、纏められたならば幸いであります。

秋田とか岸和田とか、栗東以上に根深い問題が顕わになってきた場所もあるようです。それらの地域や施設に関わる皆様にが、めげたり、投げたしたりしないで、執念深くしつこく闘えるためには、どんなサポートがあり得るか、真面目に考えんといかんなぁ、と思う次第でもあります。

鼎談を終えて、録音装置を切ったオフレコ状態で、鼎談参加者の先生と意見が一致したことがありました。「指定管理者導入でひとつ良かったことがあるとすれば、人材の流動化が進んだことである」という点。
指定管理者が導入されたことで、それまでならずっとこの先も栗東で働いていただろう有能な人材が民間に出ています。「さきら」を立ち上げ、育ててきたスタッフが強制的にその場を外されることによって、公共ホールの文化施設について知り抜いた行政マンが生まれるかもしれません。ことによると、日本の文化政策を本当に論じられる人材になっていくかもしれない。

そして、日本国のアートマネージメントの世界にも、その中でキャリアアップをしていき、必要な才能の人材が適材適所で動き得る、本当の意味での「業界」が生まれてくるかもしれない。そこに向けたひとつのプロセスであるのならば、この数年の指定管理者騒動は、ことによると、凄く大きな意味があるかもしれない。

あまりにもポジティヴ過ぎるノーテンキな意見だとは判っているけど、ちょっとはそんな可能性を信じてみたくなる。やくぺん先生が生きている間はダメだろうけど、今の20代後半くらいの現場で酷い目に会ってる奴らの中から、きちんとキャリアアップをし、国立劇場の総裁やらカーネギーホールの支配人となる奴が出てくるなんて夢を見たところで、ま、バチはあたるまいにさ。

とにもかくにも、皆々様、ご協力有り難うございました。

なんの「あとがき」なんじゃろね、この作文は?

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一斉退職 [指定管理者制度]

さても、これから都内某所に指定管理者問題総括の鼎談をやりにいくわけですけど、最後の情報浚いをざあああっとしてたら、こんなニュースが出て来た。
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0003813530.shtml
なーるほど、一斉に辞めちゃうわけね。

音楽関係の現場スタッフと違って、美術の学芸員さんというのは法律的にも身分が保障された方々で、それにどの方ひとりをとってしても、口も立つし演説も出来る個人営業のプロデューサー、って感じですから、このような動きをなされるのはそれほど不思議はない。ま、行政側とすれば、音楽ホール職員なんかに比べるとよっぽど敵に回すに難しい連中であります。
この記事だって、地元記者集めて記者会見やる、なんて音楽ホール職員なら絶対に出来ないようなことやってるわけですし。あああ、やっぱり闘うならこうじゃなきゃなぁ、と思うですよ。

なんか本質とずれた感想だけど、ま、そんなこってす。学芸員さんは美術業界があるから、ここで辞めても移っていく先があるだろうし、筆が立てば文筆やら評論でもやってけるだろうし、また大学に戻って研究するなんて手もあるだろう。それぞれ頑張って下さい。

え、それじゃ市民が困るだろう、って。いや、良いんです。市民も、アートに関わるとはこういうもんなんだ、とご理解いただくしかない。

さて、でかけなきゃ。

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総務省の民草へのお達し [指定管理者制度]

新大阪駅前の安宿です。遙か、六甲の山が眺められます。これから某所に立ち寄り、某内部資料を拝見させていただき、夕方前に湾岸に戻り、明日の指定管理者鼎談に備えます。何人かの皆さんに、当電子壁新聞を通し、各地での事例をご教授いただきました。参考になります。有り難うございました。

さても、この数日、関西をフラフラ彷徨い、ひとつの同じテーマに関していろいろな意見や立場の方から立て続けにお話を伺う、という作業をしておりました。正直、これは想像以上に疲れる。ドキュメンタリーフィルムなどでは、この結果を上手い具合に編集して、おもしろおかしく主張を持たせた結果を見せつけられるわけだが、なんせ生テープを眺めている段階ですので、余りの意見の違い、見方の違いに、なにがなんだか判らなくなってくる瞬間もある。「異なった意見を調整する」という政治家の仕事はホントに大変なんだなぁ、とあらためて思わされた次第です(ってか、そんな本来の仕事が出来ている政治家は殆どいないのが問題だし、そんな本来の政治の仕事のあり方を報道せずに「政局報道」を「政治報道」と思い込んでるメディアももっと問題だけどねぇ)。

結論から言えば、アーツの世界の人々は、もっとちゃんと世間に通じる言葉を喋らんといかんなぁ、ということなんだけど、それはまた別の話。

さても、小生が12月半ばくらいから先週まで、年末年始にちょっと湾岸に戻ってきたものの、実質上は西半球をフラフラしていた間に、年末の地方定例議会で指定管理に関するいろんなことが決まったり決まらなかったりしていたようで、すっかり浦島太郎状態。昨日、某地方議員さんに話をうかがっていて、「昨年、総務省が出した指定管理運用に関する通達ですけど…」なんて話がいきなり出て来て、なんじゃそりゃ、わしゃ知らんぞ、ときちんと予習してこなかった出来の悪い学生みたいな気持ちになった。

あとで調べたら、ちゃんと嫁さんが「こんな通達が出たよ」と情報を入れていてくれた形跡があり、小生が目の前に展開する情報量の余りの多さに落っことしていたことが判明。いやはや、なんてこった。

去る12月下旬、以下のようなお達しが総務省から出ました。地方議会が定例会で行政から上がってきた指定管理者の選定作業の結果を採択する作業が粛々と進んでいたときに出されたもののようです。PDFで貼りつけます。
総務省お達し.pdf
その後、年明けにはこんな総務大臣の発言があった。これは公式な政府ホームページの内容なんで、そのまま切り取って以下に貼りつけます。1月5日に出たもの。御上からのお年玉ですね。最後のあたり。小生のコメントは、特にありません(ホントはさぁ、明日やろうとしている鼎談の骨子を御上のトップに先に言われてしまったみたいで、なんかすごおおく拍子抜け。俺はアホか、って気持ちです)。どうやらネット上では相当に話題になっていたようです。今更ながら、ご紹介。読みにくくてスイマセン。

http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/02koho01_03000154.html

問: テレビ朝日の山根と申します。年末に指定管理者制度について、各都道府県・市町村の首長さんたちに、こういうふうな扱い方をしなさいということで通知を出されましたけれども、よく言われていますように、指定管理者制度においてもたらされる官製ワーキングプアというのがあると思うのですが、早急に、こういうふうな扱い方をしなさい、あるいは業者を選ぶ際、間もなくそういう時期にさしかかっている都道府県、市町村もあるかと思うのですが、その際に、そういうワーキングプアを作らないような、適切な使い方をしなさいということを、改めてきちっと、こう例示をすると言いますか、指導していくというお考えはあるのでしょうか。

答: 年末に出しました通知はですね、いわば指定管理者制度をめぐる誤解とか、失礼ですけれども、理解不足とかですね、こういうものを解いていこうという趣旨なのです。何かですね、指定管理者制度が導入されてから今日までの自治体のこの制度の利用の状況を見てみますと、コストカットのツールとして使ってきた嫌いがあります。もちろんそれは全く否定するものではありませんけれども、指定管理者制度というのは、一番のねらいは、行政サービスの質の向上にあるはずなのです。俗にお役所仕事とかですね、そういうものから脱却をして、民間の創意工夫とか、それから経験とか、そういうものを導入することによって、ともすれば画一的で、規則などに縛られて、利用者本位ではないと批判されてきた公の施設の利活用について、新風を吹き込みたいと。行政サービスの質を向上したい、住民の皆さんの満足度を高めたいということなのです。ところが、そっちの方よりも、むしろ、外注することによって、アウトソースすることによって、コストをいかにカットするかというところに力点が置かれてきたような印象を持っております。特に、私などが懸念していますのは、本来、指定管理になじまないような施設についてまで、指定管理の波が押し寄せて、現れてしまっているという。そういうことを懸念していたものですから、改めて、その誤解を解いたり、本来の趣旨、目的を理解していただくために出したわけですね。まあ、あれを出せばですね、じっくり読んでいただければ、はっと気が付いていただけるのではないかなと思いますけれどもね。これからも、折に触れてですね、私なりの考え方を申し上げてみたいと思うのですが、ただですね、じゃあ、私が申し上げているようなことが法律上書いてあるかというと、必ずしもそうでもないですね。具体的にどういうことかと言うと、私などはいつもよく言うのですけれども、例えば、公共図書館とか、まして学校図書館なんかは、指定管理になじまないと私は思うのです。やはり、きちっと行政がちゃんと直営で、スタッフを配置して運営すべきだと、私なんかは思うのですね。私が鳥取県知事のときもそうしてきました。だけど、じゃあ、それが法律にそう書いてあるのかというと、必ずしもそうでもない。何でも出せるような、そういう仕組みになっているものですから、あとは、どう言うのでしょうか、良識とか、常識とかですね、リーガルマインドとかですね、そういう世界に入るのだと思うのですけれども。そういうものを喚起したいと思って出したわけであります。もう一つの認識は、これ指定管理だけではなくてですね、従来からの外部化というものを、総務省として随分進めてきました。定員削減とかですね、それから総人件費の削減という意味で、アウトソースというものを進めてきたのですね。それがやはり、コストカットを目的として、結果として官製ワーキングプアというものを随分生んでしまっているという、そういうことがありますので、それに対する懸念も示して、少し見直してもらいたいなという、そういう気持ちもあって、お出ししたわけです。あれで、どういう反応が出るかですね、反応が無いか、有るか、有ってほしいと思うのですけれども、しばらく見てですね、また必要がありましたら、次の策も考えてみたいと思っています。自治体はですね、地元の企業の皆さんに対しては、正規社員を増やしてくださいということをよく働き掛けるのですよ。当然ですよね。やはり正規雇用を増やしてくださいということを働き掛けるのですけれども、当の自治体が、自ら内部では非正規化をどんどん進めて、なおかつ、アウトソースを通じて官製ワーキングプアを大量に作ってしまったという、そのやはり自覚と反省は必要だろうと、私は思います。そういう問題提起の意味も含めて見直しをしたということです。これは、ですから指定管理者制度についての理解を、本当の理解を深めていただきたいという通知と、それから、もう一つはですね、かねて申し上げておりますけれども、集中改革プランという法的根拠の無い仕組みを全国に強いてきたという、これの解除ですね。もともと法的に有効な通知ではありませんから、解除という言葉がいいかどうか分かりませんけれども、以前進めてきた集中改革プランにとらわれることなく、自治体では、業務と職員とのバランスは自ら考えて、これから定数管理などをやっていただきたいと。この二つであります。

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再びお願い:全国地方議会での文化施設指定管理者議論を教えてください [指定管理者制度]

昨年暮れのお願いを再びアップします。中身は全然同じです。

おかげさまで、何人かの方から、貴重な現場の状況の報告を寄せて頂きました。

それぞれの事例で状況は全く異なり、一般論としてどうだと言うのはとても難しいという事実をあらためて確認させていただきました。しかし、だからこそ各論の積み上げしかないのかなぁ、と思う次第であります。

この週末に某雑誌のために「指定管理者問題とはなんなのか、なんだったか」という鼎談をやる予定で、そのために明日から関西方面にちょっと出かけて参ります。その鼎談で直接取り上げることはないにせよ、各地の事例はひとつでも多く欲しいのであります。そんなわけで、敢えて再びお願いをアップする次第です。よろしくおねがいします。

※※※※※※

当電子壁新聞前をお通りの皆々様にお願いです。

指定管理者制度が導入されて来年で5年、指定管理者制度を導入した日本各地の文化施設で、最初の管理期限に到り、新たな管理者の選定が行われております。
勿論、そもそも指定管理者制度を導入しなかった施設もあれば、管理期間が最も一般的だった5年ではないところもあるわけですが、かなりの数の施設が来年度が切り替えのタイミングを迎えているわけです。

さて、年も押し詰まり、各地の地方議会では来年度予算の審議採決も先週末くらいに終わっているでありましょう。そんななか、新たな指定管理者がらみの予算が議会で散々に議論されたり、あるいはろくにされることもなくあっという間に通ってしまったり、いろいろな事例があると思います。

つきましては、文化施設指定管理者の切り替えを迎えている地域の皆様、皆様の地元の議会ではどんな議論がなされたり、なされなかったりしたか、お教え願えませんでしょうか。

なぜこんなことを知りたいかと言えば、来年の2月半ば頃を目処に、「2期目を迎え見えてきた指定管理者制度の利点と問題点」というテーマで、某クラシック音楽専門雑誌に鼎談を行う予定になっているからであります。議論を偏らせないためにも、各地の議論を少しでも多く知りたいのであります。

そんなデータならどっかで調べられるだろうに、と仰られるかもしれませんけど、各地の役所が作る公式のデータを集めたものではなく、地元で文化施設を利用するアマオケの方とか、合唱団の方とか、音楽ファンの方とか、はたまたなんにも関心の無い方とか、そんな人々には自分とこの地方議会がやってることがどう見えているか、利用者や関係者の視点から知りたいのであります。

情報提供、よろしくお願いします。うちの地方紙の何月何日紙面にこんな記事があった、とかの情報でも結構です。幸いにして、佃厄偏庵は日本全国の地方紙を閲覧できる施設が徒歩5分の場所にあるため、記事掲載情報さえあれば、現物を検索するのはさほど難しくないのであります。

コメント欄に書き込んでいただいても結構ですし、おおっぴらに流せない情報ならば、このページの左にありますプロフィルというところを押していただければ小生の個人メールアドレスが挙がっておりますので、そちらから連絡いただくことも可能です。

かえすがえす、よろしくお願いします。

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栗東市議会の決議 [指定管理者制度]

正直、「音楽業界」とか「アーツ業界」がきっちり確立され、都市を代表する老舗産業となっているニューヨークでいろんな人と仕事をしたり話をしたりして、日本国に戻ってきて「指定管理」だとか「劇場法」だとか、はたまた「助成金減額」とかの話をされると、なんだか頭がクラクラします。余りにも違う世界なんで、一瞬、なんでそんなことを議論しているのかが判らなくなる。いやはや…

んで、栗東方面から数日前に情報をいただいていたんですけど、直ぐにここに記せずにいた話。新聞記事が挙がっているようなので、そちらをご覧あれ。
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101225ddlk25010486000c.html
途中の記事はこちら。
http://fringe.jp/topics/headlines/20051223.html
ある意味、どのメディアよりも信用出来るこちらのブログには、まだ議会での採決に至る最後の瞬間の動きについては挙がっていないようです。各党派がどう動いたかなど、統一地方選に向けて、文化に関心のある方がどの政党を支持するか意志決定するのにとても重要な情報になると思うのですが。
http://sakiracitizenship.shiga-saku.net/

これらの記事からも判りますように、すんなり決まったわけではありません。地元の方からの情報に拠りますれば、「17日の文教委員会では継続審議となり、さきらの指定管理者について、請願書、要望書を提出した団体と委員会との懇談会を20日に行い、委員会では否決。しかし、24日の議会では可決された」とのことです。市の記録はこちら。「市の芸術文化事業の継続と発展のため市民参画と協働を求める請願書」というものの採決はなされてるようです。なんなんじゃ。
http://www.city.ritto.shiga.jp/index/page/e43d2639c70e6a8f95c2e862d17dd24a/

今回、指定管理を取れなかった「ジェイアール西日本総合ビルサービス」という会社は、実体としては5年前の指定管理者制度導入で栗東さきらという文化施設の運営から手を引いた市の文化財団のスタッフを引き継ぎ、内容的には殆どの事業を継続して行っていました。つまり、指定管理者が変わってもオープン以来の路線は引き継がれていたわけです。

今回の議会の決定で、これまでずっと市民と付き合ってきたスタッフを含め、これまでの運営のあり方を否定し、全く新たな路線に変える、ということが決まりました。市民の一部から「変えないでくれ」という声があがり、市議会の専門部会も「この決定は問題があるんじゃないか」と指摘したのだけど、市議会の総意しては「いや、やっぱり変えます」ということになったわけです。

なぜ市議会が専門部会の意見を敢えて無視したのか、どのような議論がされたのかは、伝わってきてはおりません。

以上、評論を加えるには余りにも判らないことだらけながら、ともかく、そういうこと。

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苫小牧市議会が仕事をした [指定管理者制度]

どういう流れでこんなことになったのか、経緯は全然判らないんだけれど、ともかく現象としてはこんなことも起きるのだ、という例を新聞ネタから拾っておきます。こちら。
http://www.tomamin.co.jp/2010t/t10120802.html
要するに、「苫小牧の年末の定例市議会で、苫小牧市文化会館の次の指定管理者として市行政側が選んだ(どのようにして、どんな顔ぶれによって選ばれたのかは、この記事からは全然判らない)候補に、市議会が全会一致でNOを突き付けた」ってこと。へええええ。

市の所轄が出した選定結果の報告はこちら。
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/gyokaku/image/image-siteikanri/senteikekka/22senteikekka/01bunkakaikan.pdf
なお、現時点で指定管理を行ってるのはこちらの会社です。上の結果報告書に拠れば、この「公社」は、次期指定管理には手を上げなかったんですね。この「公社」って会社は一体なんなのか。栗東もそうだけど、日本全国あちこちの自治体が、市職員の出向でやってる「文化財団」やら「スポーツ文化事業団」を解散しようとしています。指定管理2期目への切り替えをそんな目的に利用しようとする地方自治の大きな流れに沿った動きなんでしょうか。
http://www.tsk-tomakomai.co.jp/tomakomai-kousya/

なんにせよ、議会の全会一致でNO、ってのがただ事ではない。だって、常識的に考えて苫小牧市議会議員の殆どは、文化会館がどの会社が運営するとどうなるかなんて、ちゃんと判ってるとは思えない。そんな人たちも含めた全議員が共産党から自民公明党まで、「この選定委員会の結論ってば、なまらおかしいんでないかい」って思ったってことだもの。

記事を読む限り、新しい指定管理者にすべしと選定委員が考えたところは、舞台機構関係になんの実績もないらしい。うううん。ちなみに苫小牧市文化会館のサイトはこちら。
http://www.tsk-tomakomai.co.jp/bunka/
どうやら苫小牧の大ホールは市民会館で、文化会館は500席の小ホールみたい(なんか聞いたことあるなぁ、と思ったら、PMFの先生室内楽アンサンブルが公演をやるヴェニュのようです)。どうもこの辺りが微妙な問題なのかな。NHKのど自慢がやれる1600席の市民会館だったら舞台機構スタッフ無しではあり得ないけど、500席のホール、それがどんなものか知らぬが、これくらいだったらなんとか素人でもやれるだがや、と選定委員のマジョリティが考えた、とか。

ま、遙か東京湾岸から勝手な推察をしても何の役にも立たぬ。選定委員と議会の判断にどんな裏があるのかは、それこそ地方紙記者さんにしか判らないことばかりなんだろう。少なくともこの報道を眺める限り、苫小牧市議会はきちんと機能した、ってことです。それに比べ我が東京都議会の情けなさたるや…トホホ…

こういうことがあるから、12月の段階で「今回の指定管理者交代について」なんて議論は原稿に出来ないんだよなぁ。ああよかった。苫小牧で何があったのか詳細をご存じの方、情報下さい。

それにしても、選定された指定管理者が事業として予定していた「母子のための音楽会(対象:母親と0~4 歳の子)」って、どんなもんなんじゃろか?「うたごえ喫茶IN苫小牧(対象:中高年)」ってのも、なんだかなぁ。

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指定管理者が管理するもの:人編 [指定管理者制度]

昨日日曜日、日本が誇るマスラピッド・トランスポートShinkansenで栗東に日帰りしてきました。無事に魔都から戻った佃の居候モグラ君に言わせれば「茨城空港から上海行って3日泊まってられる」くらいの交通費使って往復した目的は、「さきらジュニアオーケストラ結成記念第1回定期演奏会」を見物するためです。子供のアマオケのためにソウル往復航空券代と同じくらいの金を使うアホがどこにおるか、って呆れられそうだなぁ。

なんでわざわざ出かけたかといえば、近く予定されている某音楽雑誌の指定管理者ネタでの鼎談のための取材です。取材、ってよりも、「どんなもんか眺めてみなければわからんので行ってみる」ってこと。具体的に誰に話を聞くってんじゃなくて、その場所がどんな感じなのか、伝聞情報では絶対に伝わらない空気を察するのが目的。
だってさぁ、日本語メディア報道だけに接していたら、9月の中国では全ての中国人が日帝の領土的野望に怒りを煮えたぎらせていると思っちゃうだろうし、今のソウルだってすわ一触即発の緊張状態でみんな浮き足立ってると信じちゃうだろう。どっちも大嘘です。商売柄、世間の言っていることは信じない、って悪いクセが染みついていて、ともかく実際に自分で状況に晒されてみないと気持ち悪いだけ。

そんなこんなで眺めて来たのは、栗東さきらの現指定管理者が実質的に運営の現場を仕切り、現指定管理者のスタッフとしてやってる人々が10数年来あれこれ苦労して育ててきた子供アマオケセミナーの出発点でありゴールとなるイベント。来年度から指定管理者が替わるため、このイベントが現スタッフの最後の大きな仕事になる。子供たちや先生、親など「公共文化施設の受益者」とすればスタートだけど、「公共文化施設のスタッフ」とすれば実質上最後の大きな本番です。

ジュニアオーケストラの出来に関しては、どうこういう気はありません。関わった多くの人々が、世間にはなんの役にも立たない音を1時間半くらいみんなで出す、って作業に、感動したり、泣いていたり、笑っていたりした。そんな無意味このうえないことのために、何人ものスタッフが怒ったり疲れたり倒れそうになったりしていた。

そして、音が出終わった後のステージのうしろには、こんなメッセージが投影されていました。
DSCN1402.JPG
みんな、「さあ、これから新しいことが始まる」と思っている。確かに、そうなんだろう。次の回が出来るのか、ホントはだーれも知らないんだけど、この瞬間にはみんな、ここに記された言葉に素直に頷いている。ってか、当たり前、とすら感じている。

だけど、子供たちの日程を調整したり、アカデミー講師の先生や指揮者の秋山さんと楽器を持った子供らの間のいろんな細かいやりとりをコントロールしたり、練習の場所を確保したり、子供や親御さんがやってきたときにちゃんと会場が開いているようにその数時間前に準備したりしていたNさんやYさんやI嬢たちは、次の回にはいません。

だって、彼らは「指定管理者」だからです。そして、楽器を弾きたいと思う子供らも、子供らに楽器を教えたいと願う先生も、子供らと音楽がしたいと思う独奏者や指揮者も、子供らのために車で送り迎えして受講料を負担する親も、「指定管理者」が管理するものなのです。ホール前広場の仮設テントや椅子、スピーカーと同じです。

栗東市が選んだ指定管理者選定委員の方々の多数は、このオーケストラを立ち上げ、ここまで育てたスタッフたちの仕事は、「指定管理者」として特に評価する必要はないと判断したらしい。もっと安くできるなら、このスタッフじゃなくて別の奴らでも良いんじゃないの、と考えたらしい。

そんな判断を下した方が、昨日の栗東さきらに流れていた空気を実際に感じたか、小生は知りません。感じる必要があると思ったかどうかも、知りません。新しい市長さんはいらしてたそうです。特に演説もなさいませんでしたけど。

詰まるところ、これが「指定管理者制度」というものなのです。はい。

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