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老人と若者と [演奏家]

昨日の颱風崩れの大雨の後、湾岸は一気に秋になりました。湿気っぽいけど、ビル風は涼しい。

んで、20日に上海に向かうまでの10日間に締め切り4本。まあ、良いペースとはいえ、錦糸町の連載が終わったから仕事くれと騒いでまわった御陰で神楽坂方面から〆切3日前基本で無茶な仕事が舞い込むパターンがこの数ヶ月定着しており、気を許すわけにいかぬ。若い人々よ、歳を取ると仕事が楽になると思ったら大間違いなのだよ。面倒で無茶な仕事だけが選んで降ってくるようになり、この業界、キャリアでギャラは違わないんだから、大変になるだけ。ふううう…

もとい。そんなこんなで、短いニュースをふたつだけ。共に演奏家ネタ。

ひとつは誰でもご存じのニュースながら、こんな扱いだ、という記事。NYTに小澤氏の記事が出てます。かなり大きい。火曜日に松本で記者会見があったようですね。
http://www.nytimes.com/2010/09/09/arts/music/09ozawa.html?_r=1&emc=eta1
中身には新しいことはありません。ネタがなくなって、最後はボストンネタで一生懸命埋めてるのが微笑ましいですな。それよりも、病気あけの新しい写真がカッコイイぞ。プロはどんな人でもカッコ良く撮るんだよなぁ。大窪さんの新しい写真が出てくるのが楽しみです。12月のNY、小生のよみでは十中八九小澤氏は無理と思ってるんだが(だからこそ敢えて行く、ってところもある)、なんであれ、夜はあそびましょあそびましょー。

もうひとつは、若者です。既に旧聞で、知れ渡っているとおもうけど、チェロの横坂くんがミュンヘンで2等賞になりました。もうこれは率直に、おめでとーございます!だんじゅーろーさんとか、チョーチンとか、ミュンヘンはこのところ日本絡みの人が獲ってはいるものの、純ジャパで絡んできたのは久しぶりじゃないかしら。独奏コンクールとしてのミュンヘンの評価がどうなのか、あたしゃ、ホントは良く知らないけどさ。
http://www.br-online.de/br-klassik-english/ard-musikwettbewerb/participants-cello-2010-ID1278601167616.xml
シュトゥットガルトのリーダーハレから駅前通に戻り、ちょっと東側に入ったとこにある日本人若手演奏家の溜まり場になってる中華料理屋で,ロータスQの連中とバカ話してたら、隣にやってきたんでご挨拶したっきり。今度はどこで会えるんだろうか。来年の溜池チェロ・コングレスにはいらっしゃるのかな。

このニュース、暇があったら「アジア弦楽器バブルの崩壊か?」なんて内容で当電子壁新聞に与太話をアップしたかったんだけど、そんな時間もないので、これでオシマイ。
それにしても、このチェロ部門の結果って、なんだか20年以上昔にタイムスリップしたみたいですねぇ。ソ連、ってのがいないけどさ。中国韓国の弦楽器の勢いは止まったのか、それとも、たまたま今年はそういう巡り合わせだったのか。ちょっと面白いネタが出来たぞ。

ちなみに、サイトウキネンは来年は松本の後に北京上海ツアーが予定されていたんだけど、どうなったんだろーか。記者会見は週末かな。

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