成田シャトル [たびの空]
忙しいので、昨日の日記まんま貼り付けます。機内で仕事しようと思ったが時間が半端なので書いてた個人日記です。
紙資料や写真がいっぱいに詰まったデカイ荷物を引きずり、福岡空港第２ターミナル北側でチェックイン。自動チェックインマシンにカードを挿入、「預ける荷物ひとつ」と押すと、ボーディングパス
それに預荷物タッグもズルズルと出てきて、自分でタッグの端っこをペロリとはがして、クルリと貼り付けるのである。はがした部分が受け取りになっている。
隣のカウンターで荷物を預け、２階に上がってお土産屋の間を抜け、セキュリティを突破。５時半くらい。安い航空会社の常、いちばん隅っこの2番ゲートまで延々と向かう。アラブ系ビジネスマンのオッサンが半ダースくらい待っている。なーるほど、そういう使い方をしているのね。
ちょっと前に羽田行きが出るが、そっちはそこそこ混んでいるようで、後ろの席から流し込んでいる。テレビでスカイツリーオープン関連のニュースをやっている。この数日テレビに無縁なので、金環食も天樹騒動もまるで他人事に感じるのは健全であるぞよ。
6時前に搭乗案内になる。後の席から乗れ、ということもない。どうやらかなり空いてるみたい。
乗り込むと、単通路３列３列の長い737の６列C席の隣窓側はカップルがいらっしゃるものの、全体にかなり空いてる（スカイマークさんは、11000円台の席といえども、ネットで購入時に席指定が可能です）。これじゃ、決断だけは韓国企業並みにはやいこの会社の例からすると、成田シャトルの運命は風前の灯火かもしれないぞ（ま、国際線就航で成田ハブ化に向けての戦略路線だろうから、撤収はあり得ないだろうけど）。「我が社の客室乗務員は保安要員でサービス要員ではない」という案内がぴらりと入ってるのがなんとも不思議。どんなクレーマーがいるんじゃろか。
問題のスチュワーデスさん、零細企業なんで社員一同頑張るぞ、って桃航空みたいな微笑ましい空気はないけど、ANAやJALのホステスさんっぽい対応とはちょっとちがって、まあ、ノースウェストのエコノミークラスで席に着かないベトナムのオバチャンを押さえつけてる客室乗務員さんくらいの感じ。もの凄いべっぴんさんがいたりして、やってる作業は同じといえノースウエストの巨体オバチャン軍団とは随分違います。スカイマークはエアヨーロッパやメレディアンみたいなLCCというより、デルタ航空やエールフランスの北米国内線かヨーロッパ線みたい。メイジャーキャリア化しつつある最近のエアベルリンが、いちばん近い感じかしら。
５月末の九州は流石に日が長く、６時１５分に動き始めてもまだ昼間。滑走路が混んでいると５分以上待たされ、北から南に向けて離陸。なぜか最前列右３列が誰もいないので、動いて良いかと尋ね、２列目を陣取るのであった。薄曇りっぽい空を大分上空を抜け、由布岳や別府湾を見下ろしながら四国、紀伊半島へ。
１時間半というのは半端な時間だなぁ。ただ、スカイマークはしっかりピッチがあって、パソコンがばっちり開けるのは有り難い。先ほど福岡県立図書館で電池をめいっぱい使ったので、電源がないのは今はとても困るぞ。ま、国内線ではANAさんにだって電源はないけどさ。
７時１３分くらいに雲で埋まる静岡の上くらいから降下体制に入る。かなり濃い雲を抜けて、サマルカンド・タシケント間のウズベキスタン国道みたいに大揺れになりながら、成田のターミナルが光るところまで降下しないと全然外が見えないままに、Bランに南からかなり乱暴に到着。大雨である。JALの787が見える。
どこを走ってるか判らぬ成田Bラン名物の迷路タキシーウェイを延々とゆき、第2ターミナル西側の南隅っこに到着。エアプサンとは違い、一応、ボーディングブリッジはあります。有り難い。
寒く感じるようなターミナルに入ったのは８時６分であった。
延々と殺風景な中を歩き、ふたつしかコンベアがない荷物拾い場へ。かなり待って、やっと出てくる。京成乗り場に向けてターミナルを歩く歩道をいくつも乗り継いでいると、うしろからさっきお世話になったスチュワーデスの美人さんたちが走ってきて追い抜かれる。
どうやらカウンターでまだ仕事があるみたい。大手とは随分と違うものです。
国際線到着まで延々、地下の京成とJRの駅へ。８時28分の京成本線経由特急上野行きがもうあと数分。周囲のおうちに帰る地上職員さんたちも早足である。
京成はそれほど混んではいない。成田駅から工務店のニーちゃんとオッサンが乗ってきて、酔っ払って喧嘩を始める。津田沼から韓国のオバチャン＆おねーちゃん4名が乗ってきて、日本語と韓国語が混じる世間話が始まり車内が一気にソウル地下鉄のムード（韓国語とイタリア語の騒々しい無駄話は、聴いていてなんとも響きが気持ち良いものだ）。工務店オッサンは急に静かになる。船橋でイタリア系イケメンが乗ってきてiPhoneを弄り出すと、まあああああいい男ぉ、ってか今度はオムニらが借りてきた猫のように静かになり、八幡でそそくさと下車していく（爆笑、と付記したい）。我等が京成電鉄、なんとも国際色豊かであるなぁ。
葛飾厄偏庵最寄り駅に9時31分に到着。雨期のサイゴンのようなスゴイ雨だ。駅前の通りからスカイツリーの聳える辺りを眺めても、ライトアップらしきものは見えない。
※※※※※
紙資料や写真がいっぱいに詰まったデカイ荷物を引きずり、福岡空港第２ターミナル北側でチェックイン。自動チェックインマシンにカードを挿入、「預ける荷物ひとつ」と押すと、ボーディングパス
隣のカウンターで荷物を預け、２階に上がってお土産屋の間を抜け、セキュリティを突破。５時半くらい。安い航空会社の常、いちばん隅っこの2番ゲートまで延々と向かう。アラブ系ビジネスマンのオッサンが半ダースくらい待っている。なーるほど、そういう使い方をしているのね。
ちょっと前に羽田行きが出るが、そっちはそこそこ混んでいるようで、後ろの席から流し込んでいる。テレビでスカイツリーオープン関連のニュースをやっている。この数日テレビに無縁なので、金環食も天樹騒動もまるで他人事に感じるのは健全であるぞよ。
6時前に搭乗案内になる。後の席から乗れ、ということもない。どうやらかなり空いてるみたい。
問題のスチュワーデスさん、零細企業なんで社員一同頑張るぞ、って桃航空みたいな微笑ましい空気はないけど、ANAやJALのホステスさんっぽい対応とはちょっとちがって、まあ、ノースウェストのエコノミークラスで席に着かないベトナムのオバチャンを押さえつけてる客室乗務員さんくらいの感じ。もの凄いべっぴんさんがいたりして、やってる作業は同じといえノースウエストの巨体オバチャン軍団とは随分違います。スカイマークはエアヨーロッパやメレディアンみたいなLCCというより、デルタ航空やエールフランスの北米国内線かヨーロッパ線みたい。メイジャーキャリア化しつつある最近のエアベルリンが、いちばん近い感じかしら。
５月末の九州は流石に日が長く、６時１５分に動き始めてもまだ昼間。滑走路が混んでいると５分以上待たされ、北から南に向けて離陸。なぜか最前列右３列が誰もいないので、動いて良いかと尋ね、２列目を陣取るのであった。薄曇りっぽい空を大分上空を抜け、由布岳や別府湾を見下ろしながら四国、紀伊半島へ。
１時間半というのは半端な時間だなぁ。ただ、スカイマークはしっかりピッチがあって、パソコンがばっちり開けるのは有り難い。先ほど福岡県立図書館で電池をめいっぱい使ったので、電源がないのは今はとても困るぞ。ま、国内線ではANAさんにだって電源はないけどさ。
どこを走ってるか判らぬ成田Bラン名物の迷路タキシーウェイを延々とゆき、第2ターミナル西側の南隅っこに到着。エアプサンとは違い、一応、ボーディングブリッジはあります。有り難い。
延々と殺風景な中を歩き、ふたつしかコンベアがない荷物拾い場へ。かなり待って、やっと出てくる。京成乗り場に向けてターミナルを歩く歩道をいくつも乗り継いでいると、うしろからさっきお世話になったスチュワーデスの美人さんたちが走ってきて追い抜かれる。
国際線到着まで延々、地下の京成とJRの駅へ。８時28分の京成本線経由特急上野行きがもうあと数分。周囲のおうちに帰る地上職員さんたちも早足である。
京成はそれほど混んではいない。成田駅から工務店のニーちゃんとオッサンが乗ってきて、酔っ払って喧嘩を始める。津田沼から韓国のオバチャン＆おねーちゃん4名が乗ってきて、日本語と韓国語が混じる世間話が始まり車内が一気にソウル地下鉄のムード（韓国語とイタリア語の騒々しい無駄話は、聴いていてなんとも響きが気持ち良いものだ）。工務店オッサンは急に静かになる。船橋でイタリア系イケメンが乗ってきてiPhoneを弄り出すと、まあああああいい男ぉ、ってか今度はオムニらが借りてきた猫のように静かになり、八幡でそそくさと下車していく（爆笑、と付記したい）。我等が京成電鉄、なんとも国際色豊かであるなぁ。
葛飾厄偏庵最寄り駅に9時31分に到着。雨期のサイゴンのようなスゴイ雨だ。駅前の通りからスカイツリーの聳える辺りを眺めても、ライトアップらしきものは見えない。
先生、いつもながら旅の状況を楽しくご報告いただき有難うございます。鉄道、バスが好きな私には欠かせません。
スカイマークも今や確立された存在ですね。同社に対して、国交省が業務改善命令（？）を出すようですが、無事で何よりでした。
ではでは。
by 上野のおぢさん (2012-05-23 13:18)