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Blu-rayオーディオでバーバーを [弦楽四重奏]

昨晩は、東京中でオケがいくつも演奏会をやり、新国はオペラをやり、とんでもなく演奏会が重なりまくる中で、都内のまだこんなホールあったのかとみんなが驚く某所でエクが20世紀音楽のみの演奏会を地味にやってるのに参加しておりました。今日、ここでこの演目で演奏会やって何人の聴衆がやって来るのか、それ自体がラボラトリーのような会であったことだ。結果から言えば、まあ、東京首都圏はこんなもんだろーなぁ、という感じであったです。

さても、今日も地獄のように忙しく、重なりまくった演奏会のどれにも行けず、かかってくる電話もとらず、作文仕事をしてます。夕方にはちょっと抜けられない用事があるので、なかなかキツいです。そんななか、「日本に入って来る輸入クラシックCDのゲートキーバー」たるA君が、「てーへんだてーへんだ、こんなん出て来ましたぜ!」と佃オフィスまでCDを持ってきてくれました。これ。
http://www.hmv.co.jp/artist_%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%9B%E9%87%8D%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E9%9B%86_000000000222284/item_American-Anthem-barber-H-Hanson-Ying-Q_5361933
american_anthem_ying_quartet_front.jpg
インQの最新アルバム、ニノミヤアヤノさんがファーストに坐って最初の商業ディスクなんじゃないかしら。

だからなんじゃい、確かにハワード・ハンソンの弦楽四重奏曲はちょっと珍しいかも知れないけど、それがなんですか…なんて仰ってる貴方っつ。では、ジャケット裏をお見せしましょうぞ。ほれ。
american_anthem_ying_quartet_rear.jpg
お判りかな。そー、なななななんと、見慣れた、でもこんな弦楽四重奏のオーディオディスクでは見たこともない、Blu-rayマークが入ってるではありませんかっ!

そー、これ、開けるとパカッとCDが2枚入ってて、ひとつがノーマルなオーディオディスク。もうひとつはBlu-rayなんですねん。

で、おそるおそる佃オフィスのテレビモニターに繋がったBlu-ray再生にかけてみたら…オーディオでした。音が良いのかどうか、正直、判りませんっつ。ゴメン。

ともかく、ニノミヤさんが飛び出ることもなければ、面前に4人のメンバーが座って練習室のかぶりつきでボウイングを変える瞬間までが判るような鮮明な音がすることもありません。ってか、そうなのかもしれないけど、佃オフィスの装置ではそんなの全然判りません。

どういう商売としての勝算があってこういうお皿が出て来たのか、どういう意味があるのか、ご教授いただければ幸いであります。

今は、「アメリカン・アンセム」を鳴らすに相応しい瞬間…なのか。

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コメント 2

sato

Blu-rayオーディオはよく知りませんが、DVDオーディオは、ハイスペックなオーディオデータとともに、専用再生機ではなく一般のDVD再生機しかなくても再生できるよう、ダウンコンヴァートされたものが入っている筈です。
お持ちの再生機が、Blu-rayオーディオに対応していなければ、もしかしたら、同じように、ダウンコンヴァートされたものが再生されたのかもしれません。
対応機器であれば、違った印象の音が聴かれるかもしれません。
by sato (2013-04-20 14:47) 

Yakupen

sato様

なるほど、機械が勝手に自分が鳴らせるようにならしてくれちゃってる可能性があるわけですねぇ。しっかり解説を読んできいてみなければならぬ、ということですな。御指南、ありがとう御座います。
by Yakupen (2013-04-21 15:09) 

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