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ガーディナー翁実質引退? [演奏家]

最近はこういうゴシップネタというのはまるで関心がなくなり、ああそーですかぁ、でオシマイなんだが、去る4月にフランクフルトで聴きいろいろ思うところがあった方なので、アップしておきます。

ミュンヘンARDのライブストリーミングがどっかにないか検索していたら、こんなニュースが出てきました。
https://www.classicfm.com/music-news/john-eliot-gardiner-withdraws-2023-concerts/

要は「インタームジカの発表に拠れば、ジョン・エリオット・ガーディナー(80)が、この秋からのシーズン2024年まで契約解除」とのこと。理由は、「《トロイア人》の舞台楽屋で怒って歌手をひっぱたいた」からだそーな。うううむ。経緯は、こちらに懐かしいアダム・フィッシャー氏フォロアーさんのBlog記事がありますので、そっちをご覧あれ。
https://www.classicfm.com/music-news/john-eliot-gardiner-withdraws-2023-concerts/

うううむ、要はパワハラ事件ということなんでしょうが、なんかよーわからんですな。ま、詳細は分かるわけない、本人にも判ってないんじゃないかという類いの話ですけど。

ガーディナー翁、正直、やくぺん先生としてはさほど得意な方ではなく、「古楽の重鎮」としていろいろお書きになられているものも、どうにもなんだかなぁ、という感がある。で、去る4月にフランクフルトのアルテ・オパーで久しぶりにライヴで《ロ短調ミサ》を拝聴した折りにも、冒頭から休憩無しで一気に全曲を披露、聴衆総立ち大絶賛ながら
IMG_3299.jpg
個人的には「ああああ、いかにも人々が期待することを、なんか理由を付けてやっておるなぁ」という印象はどうしても否めず…スイマセン、ファンの皆さんにはそれこそひっぱたかれそうなこと申しまして。

これが引退なのかは判らないけど、正直、潮時なんじゃないかしら、と思わんでもないです。ああいう「みんなが古い時代の演奏のイメージに期待することをしっかりやってくれて、ある程度以上のレベルを安定して維持してくれる」というのは正にスターの仕事ですから、そういう人がいないと困るんですけどねぇ。しっかりお休み下さいませ。

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