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高松宮殿下記念世界文化賞にロバート・ウィルソン [演奏家]

カテゴリーが困るけど、まあ、「演奏家」しかないかな。マルサリスを話題にするならそっちなんだけどね。

9月13日早朝で情報解禁になりましたので、お伝えします。まるで「報道機関」みたいじゃが、今時は情報解禁時間設定があるメディアの筆頭に「ラジオ・テレビ・インターネット」とあるので、当無責任個人電子壁新聞もここに入るのじゃろなぁ。思えば当電子壁新聞も開設から18年、編集者も校閲も校正もコンプライアンスチェックもないへっぽこ作文なのに何を誤解するか判らん人も増えたようで、かつてのように気楽に書けなくなっているんだから…スゴい時代になったものじゃ。

さても、世の中には様々な賞がありますが、「もう偉い人達の中から各分野でいちばん偉い人を選んでガッツリ賞金をあげますよ」という、正直、なんのためにあるのか判らない類いの賞も存在しております。読売文学賞とかがその典型ですが(賞金少なすぎだけどさ…)、なんといってもフジサンケイグループさんが「文化芸術のノーベル賞を目指す」という勢いでおやりになってる高松宮殿下記念世界文化賞にトドメを刺す!歴代受賞者、こちらをご覧あれ。
https://www.praemiumimperiale.org/ja/laureate/laureates
「褒めるんなら偉い人でしょーに」という、いかにもフジサンケイというメディアコングロマリットっぽい賞で御座いまする。讀賣グループも、やるならこれくらいやらんとなぁ!

さても、本日早朝に解禁になった今年度の受賞者、上のURLとトップでもう判っちゃってるけど、なんといってもビックリはロバート・ウィルソン御大でしょう。そー、誰もが知ってるあの《浜辺のアインシュタイン》のウィルソンでありまする。

えええ、いまさらぁ、と思うでしょうけど、正にそれがこの賞のキャラクター、「引退宣言賞」とまで悪口を言われるものなんだから、これはこれで仕方ない。こういう方々にとってみれば、この程度の額は新人にやる賞ならば100万円くらいの感じなんじゃないかな。ちょっと纏まった金、これで今年のビジネスジェットのリース代払えるかな、ってくらいかしら。

これをきっかけに、初台はゼッフィレッリを引っ込めてウィルソン御大新演出《アイーダ》を、なんて話には…絶対にならんのでしょーなぁ。

とにもかくにも、御目出度う御座いました。今年は音楽はジョン・アダムスだろうと思ってたんだけどなぁ。

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