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由布市長は斯く語りき [ゆふいん音楽祭]

第34回ゆふいん音楽祭、先程、無事に終了しました。「異例の長さのアンコールですが」と道夫せんせは苦笑しながら、まるで今年から始まったゲストとふたりの監督によるベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲演奏の予告編のように、小林道夫&美恵&河野トリオがアンコールでベートーヴェンの作品1の2緩徐楽章を披露。そしたら、これまでピーカンだった由布岳の上に真っ黒な雲が沸き上がり、一気に別れを惜しむかのようなもの凄い夕立になりました。慌てて逃げ来てたスタッフ宿舎から一歩も出られません。
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お客さんが少ない、外国人ばかり、このままでは湯布院は存亡の危機、金で教職をやりとりしてた実態が明らかになりつつある大分の小学校は大変で…などなど、様々な声が交錯するものの、あっという間に音楽祭は終わって、盆地の夏もあと1ヶ月。秋になって、朝霧が立つ冬になって、また春になって…

最後に、本日も由布院駅アートホールの第2会場の舞台を締め括った「歌うピアノのお兄さん」我らがかいやんに、この夏を想い出にしていただきましょ。スタッフの間ではすっかり有名な名曲「ゆふいんの風」は、今年もファイナルヴァージョンに到らず、発表はまたおあずけです。聴きたい方は、来年の7月最終週末、由布院駅にいらっしゃい。今日は中田喜直本人の編曲によるこんな曲でどうぞ。かいやんからダメが出るかも知れないから、なくなっちゃったらお許しを。
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後記:一度、ここに音声ファイルをアップしたのですが、某方面から著作権などの問題があるのでは、とご指摘を受けました。各方面に面倒をかけると大変ですので削除します。スイマセン。

さあ、打ち上げパーティだぞ。これからが本番、なんて言いません。

想い出の 夏を数えて 夜も更ける

後記の後記:打ち上げパーティも終わり、宿舎に戻ってきました。囲炉裏端で三次会が開かれてます。

さて、本日のゆふいん音楽祭打ち上げパーティでは、いくつかの衝撃的な発表がありました。メインは明日に譲り、ともかく、殆どネタに近いお話。

パーティにいらした由布市長のスピーチです。以下。地方ホール行政などに関心がおありの方は、じっくりお聞きあれ。なかなか味わい深い、ってか、おいおいおい、って発言です。ちなみに、背景を一言で記しますと、湯布院町、現由布市は、公共ホールがありません。周囲の各市が立派すぎるホールがある中にあって、日本で一番長い歴史を誇る民間音楽祭があり、日本有数の映画祭があるこの町には、公共の文化ホールがないのです。その事実は、常に様々な形で議論されております。
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いやはや…開き直り、ってか、なんだかなぁ。

ちなみに、由布市長が今話題の大分での「金で教職を売買」問題にどのように関わっており、湯布院の町民がこの瞬間に元中学教員のこの市長さんをどのように見ているか……小生などがどうこう言えることでありません。ふうううう。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/33009

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