一期一会の大晦日 [弦楽四重奏]
４日間連続、札幌大通公園前（トリオ・ラファール）→上野（静岡AOIQ）→京都嵐山（エク）→三鷹（上海Q）と続く室内楽漬けの最後、武蔵野市民会館のロビーで開演前に東京駅で買った崎陽軒焼売弁当喰らいながらパソコン開いてます。遅すぎる昼飯、ってか、早すぎる夕飯。あ、さっき入れた原稿の直し命令が入ったぞ。ふううう…
なにしろものすごく無茶な移動をしながら、目の前で鳴ってる音楽とはまるっきり関係ない内容の原稿を２本、ともかく明日深夜の出国前に入れてしまわねばならぬ。結局、単行本原稿は細かい直し２つと、大きな直しひとつと、細かい原稿ふたつを抱えつつ、なにがなにやら訳の判らぬ情勢になっている欧州への渡航となってしまったです。パリは音楽どころじゃないようだが、ドイツからは「来週の月曜、ベルリンのキャバレーで弾くんだけど、来られるかい」なんてノンビリした連絡も来ている。なんなんだ、この世界？武蔵野市民会館上空、恐らくは六本木の間を横田のイロコイが何度も行き来してるけど、いくら世界の警察有志連合の盟主米軍さんとて、極東の軍事基地はパリ情勢とは関係ないんでしょうねえ。
さても、そんなこんなとはなーんにも関係ない、でも、今、記しておかないと忘れそうなことをひとつ。
来る大晦日、横浜みなとみらいでこんな無茶な演奏会が開催されます。
http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/2015/12/15-1.php
0821morgaua_omote.pdf
正直、最初に話を聞いたときには「おいおいおいおい…」と思ったんだけど、ま、ホントにやるそうな。
大晦日といえば、上野文化会館ではベートーヴェンのラズモ以降全曲、というのが恒例になりつつあるのは当電子壁新聞を立ち読みなさってる皆様はご存知のことでありましょーぞ。
http://www.t-bunka.jp/calendar/calview.html?ym=201512&d=37&m=small
今年はルードヴィヒQがアルコに交代になり、エクも恐らくは代打小林ちゃんの最後になると思われ、ちょっと例年とは違った感じです。
でもね、あれ、と思う方もいらっしゃるでしょうねぇ。だって、上野のベートーヴェンを仕掛けているマネージャーさんって、モルゴーアQのマネージャーさんと同じ。普通なら、こういうことやらないよねぇ、いくら横浜がホールの買い上げ主催公演といえさぁ。
てなわけで、たまたまマネージャーさんと立ち話をする機会がありましたので、その辺りの事情を尋ねました。こんなことオープンにして良いのか、ちょっと微妙だけど、隠しておかねばならぬことでもないので、記しちゃいます。
ベートーヴェンの方の事情はともかく、ショスタコの方は話はハッキリしているそうな。モルゴーアの第１ヴァイオリンの荒井さんが東フィルを引退し、自由な活動が出来るようになった。っても、隠居して悠々自適、ってんじゃなくて、好きに無茶なことをやってるのが凄いところでありますな。んで、長い間やりたかったけどオケにいるときには流石にやれなかった「１日でショスタコーヴィチ全曲」をやりたい、という。でも、やるとっいってもなかなかやれるタイミングがない。やるとすればいっそ大晦日みたいな日に、なんて冗談半分に言ってたら、話がどう動いたかはしらないけど、みなとみらいの芸術監督の池辺晋一郎さんが、「じゃあうちでやりましょう」と手を挙げてくれちゃった。「どうせ終わった後はスタッフはそのままジルベスターコンサート突入ですから、朝から来ていても同じ」ってね。なんか、いかにも池辺せんせーだなぁ。
そんなわけで開催が決定したこのイベント、多くの人が「なるほど、これから毎年、みなとみらいの年末はショスタコか」と思ってらっしゃるかもしれませんねぇ。昨今の情勢からすると、これが定例化して当たり前、みたいな感じは確かにあります。だけど、このモルゴーアのショスタコ全曲、あくまでも今年限り、一期一会の特別イベントだそうな。
勿論、やってみたらまだいけるんで来年も是非、なんてことになる可能性がないわけではないでしょう。でも、少なくともやる側の気持ちとしては、あくまでも今年限りのスペシャル・イベントだそうな。
さあ、年末の弦楽四重奏漬け、ベートーヴェン火ショスタコか？貴方はどっち！
ちなみにマスオさん生活のやくぺん先生は、大晦日はお義母さんらとのファミリーイベントがあるので、どっちも行けませんっ。嗚呼…
なにしろものすごく無茶な移動をしながら、目の前で鳴ってる音楽とはまるっきり関係ない内容の原稿を２本、ともかく明日深夜の出国前に入れてしまわねばならぬ。結局、単行本原稿は細かい直し２つと、大きな直しひとつと、細かい原稿ふたつを抱えつつ、なにがなにやら訳の判らぬ情勢になっている欧州への渡航となってしまったです。パリは音楽どころじゃないようだが、ドイツからは「来週の月曜、ベルリンのキャバレーで弾くんだけど、来られるかい」なんてノンビリした連絡も来ている。なんなんだ、この世界？武蔵野市民会館上空、恐らくは六本木の間を横田のイロコイが何度も行き来してるけど、いくら世界の警察有志連合の盟主米軍さんとて、極東の軍事基地はパリ情勢とは関係ないんでしょうねえ。
さても、そんなこんなとはなーんにも関係ない、でも、今、記しておかないと忘れそうなことをひとつ。
来る大晦日、横浜みなとみらいでこんな無茶な演奏会が開催されます。
http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/2015/12/15-1.php
0821morgaua_omote.pdf
正直、最初に話を聞いたときには「おいおいおいおい…」と思ったんだけど、ま、ホントにやるそうな。
大晦日といえば、上野文化会館ではベートーヴェンのラズモ以降全曲、というのが恒例になりつつあるのは当電子壁新聞を立ち読みなさってる皆様はご存知のことでありましょーぞ。
http://www.t-bunka.jp/calendar/calview.html?ym=201512&d=37&m=small
今年はルードヴィヒQがアルコに交代になり、エクも恐らくは代打小林ちゃんの最後になると思われ、ちょっと例年とは違った感じです。
でもね、あれ、と思う方もいらっしゃるでしょうねぇ。だって、上野のベートーヴェンを仕掛けているマネージャーさんって、モルゴーアQのマネージャーさんと同じ。普通なら、こういうことやらないよねぇ、いくら横浜がホールの買い上げ主催公演といえさぁ。
てなわけで、たまたまマネージャーさんと立ち話をする機会がありましたので、その辺りの事情を尋ねました。こんなことオープンにして良いのか、ちょっと微妙だけど、隠しておかねばならぬことでもないので、記しちゃいます。
ベートーヴェンの方の事情はともかく、ショスタコの方は話はハッキリしているそうな。モルゴーアの第１ヴァイオリンの荒井さんが東フィルを引退し、自由な活動が出来るようになった。っても、隠居して悠々自適、ってんじゃなくて、好きに無茶なことをやってるのが凄いところでありますな。んで、長い間やりたかったけどオケにいるときには流石にやれなかった「１日でショスタコーヴィチ全曲」をやりたい、という。でも、やるとっいってもなかなかやれるタイミングがない。やるとすればいっそ大晦日みたいな日に、なんて冗談半分に言ってたら、話がどう動いたかはしらないけど、みなとみらいの芸術監督の池辺晋一郎さんが、「じゃあうちでやりましょう」と手を挙げてくれちゃった。「どうせ終わった後はスタッフはそのままジルベスターコンサート突入ですから、朝から来ていても同じ」ってね。なんか、いかにも池辺せんせーだなぁ。
そんなわけで開催が決定したこのイベント、多くの人が「なるほど、これから毎年、みなとみらいの年末はショスタコか」と思ってらっしゃるかもしれませんねぇ。昨今の情勢からすると、これが定例化して当たり前、みたいな感じは確かにあります。だけど、このモルゴーアのショスタコ全曲、あくまでも今年限り、一期一会の特別イベントだそうな。
勿論、やってみたらまだいけるんで来年も是非、なんてことになる可能性がないわけではないでしょう。でも、少なくともやる側の気持ちとしては、あくまでも今年限りのスペシャル・イベントだそうな。
さあ、年末の弦楽四重奏漬け、ベートーヴェン火ショスタコか？貴方はどっち！
ちなみにマスオさん生活のやくぺん先生は、大晦日はお義母さんらとのファミリーイベントがあるので、どっちも行けませんっ。嗚呼…
チェロの方が体調不良で所属オケを休んでられましたけど、全曲なんて大丈夫なのか心配になります。
by hyamada (2015-11-17 09:24)
休んでるから今年なら出来る、というところもあったりして。オケは怒るかもねぇ（笑）。
by Yakupen (2015-11-17 12:31)