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ミュンヘン関連原稿大売れ [売文稼業]

素朴な疑問、ってか、へえええええ…って感想。素直すぎる、前頭葉カラッポな発言です。

17日の午後に成田到着から数えて早10日間、来る金曜の夕方まで、地獄の作文作業が続いています。一部には「俺はもう隠居だ!」発言をして以降、もう俺は仕事なんてせんぞー、と騒いでいたんだが、そんなこと言ってらんない状況であります。

どうも、その理由は、「ミュンヘン・コンクール」みたいなんですよねぇ。

今年は日本人奏者が、活躍したと言えば活躍したのだろうが、優勝したとかいう世間的に派手派手なことがあったわけでもない。きっちり入賞、ファイナリストになりましたよ、という状況。それでも、何だか知らぬが共同通信君がベルリンから機材ひとりで全部抱えて日帰りでミュンヘンまで来たり
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それが配信されて日本中の中央・ローカル紙が買って掲載したり、まあ、それなりに騒ぎになっている。同じ時期に開催されていたバンフの方は、やっぱり共同通信がチェックしていてファイナリストにまで至れば電話取材などはする予定になっていたんだけど、そうはならなかった。

一般紙だけでなく、ミュンヘンという根っこから一般雑誌の記者さんがなかなか面白い関心を示してくれて転がっていった取材もあり(こっちはもう、校正まで出てしまっている)、なんのかんの月末締め切りが山積みになってしまった。

それにしても、「ミュンヘン」って、そんなに日本語メディアにはブランド価値があるものなのかしら?業界的には、正直、専門大会のバンフの方が重要という考え方もあるわけなんだけど。

やっぱり、戦後直ぐに始まったコンクールのデパート、過去に東京Qを筆頭に「最高位」になって世に出て行った日本の戦後第一世代が沢山いることから、やっぱり日本西洋音楽文化圏では特別のポジションなのである、ということなんでしょーかねぇ?

コンクールの価値の文化史、というのは、案外、議論するのが難しいなぁ。どういう方法論からやったらいいのか、見当も付かないぞ。客観性を保証するのはどこなのかも、まるっきり見当が付かないし。

ま、てなわけで、あと数日、当電子壁新聞もこんな愚痴が記される程度でゴメン、ということでありまする。ゴメン。


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