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盆地に台風接近 [ゆふいんだより]

明日〆切の原稿がまだアウトライン程度しか出来ておらず、相当に焦っているところに、先程から盛んに防災無線が高齢者避難勧告を繰り返し叫ぶ敬老の日連休真っ只中。皆様はいかがお過ごしでありましょうや。

温泉県盆地は朝から怪しげな空模様で、昼前から雨が降り始め、午後には大雨。風も強く、パーシモンゲートの柿の実が、大風に煽られてボトボトと落ちてます。午前中はムクの大群が柿の木にたかって必死に喰らっていたんですけど、流石に午後になると飯よりも当面の逃げ場の確保ということか、まるで姿を消しました。

普段はセットしていない市内防災無線を朝からセットしていたら、午後に突然騒ぎ出しました。
この仕事場オフィスは、盆地の一番低いところを流れる大分川とそこに流れ込む支流の宮川からダラダラと登った辺りなので、幸いにも洪水ハザードマップからは離れていて、その後に警戒レベル5まで上がったものの、ぶっちゃけ避難所の方が川に近くて危険。日出生台演習場の方から大分道(当然、ストップです)を跨いで土石流が発生した場合は、ハザードマップに拠れば被害地域のいちばん南の隅っこ辺りなんだけど、ま、我が軍の由布院駐屯地で働く兵隊さんのごつい官舎と久大本線(これまた当然、朝から全面運休)線路の盛り土があるので、なんとかせき止めてくれるでしょ。ぐぁんばれ、ニッポン陸軍っ!災害派遣は君たちの本来業務じゃっ!

伊勢湾台風クラスの巨大台風がキューシュー島直撃という予報が流れ、一昨日くらいから周囲の田圃は慌てて収穫が始まってた。
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先程、とうとうカエル大明神が並ぶ宮川橋辺りが氾濫とのこと。うううむ、周囲の田圃やら辻馬車の馬さんの塒はどうなっていることやら。

やくぺん先生仕事場おうちも、母屋と畑の間の掘っ立て小屋物置と線路裏の畑仕事用水場の間に雨樋から溢れた雨水が溢れ、このままでは物置が床上浸水する可能性があるため、この雨が降り続く間は数時間おきに水をかき出しにいかねばなりません。
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ですから、川の近くの避難所にはいけません。雨樋、修理しないとなぁ。

てなわけで、18日午後7時過ぎの時点では、やくぺん先生とお嫁ちゃまは健在です。心配なのは駅を挟んで反対の小林先生のお宅の方で、以前、土石流被害があって、「近くにお住まいの小林さん(80)」ってテロップでローカルニュースに出ちゃったりしたこともあるんだよねぇ。その後、水路が補修されたとはいえ、地形が変わるものではないのだから…

台風一過、温泉県盆地にはスッキリと秋がやってくるのやら。台風ニュースの合間に割り込む台湾の連続地震も、ここキューシュー島では他人事ではないし。それよりも、明日〆切の原稿、ちゃんとやれるんか、こんな中途半端な状況でぇ。停電やらネット回線が切れたらオシマイだぞぉ。

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Yakupen

このニュース映像の30秒くらいからが、うちか駅に向かって下ってった盆地のいちばん低いあたり。普段は田圃が広がってますが、池状態。
https://www.youtube.com/watch?v=gPnn6BYpj7o

by Yakupen (2022-09-19 17:16) 

橋本紀子

渡辺和さんは、かなり昔、ブルネイに来られた方ですよね?間違えであれば失礼いたしました。
by 橋本紀子 (2022-10-04 23:17) 

Yakupen

90年代に何度かお世話になりました。もう30年も前ですねぇ。
by Yakupen (2022-10-05 23:03) 

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