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千歳の飛ぶものたち [たびの空]

やくぺん先生現役時代の「たびの空」カテゴリー定番たる「動物たち」「飛ぶものたち」シリーズ、昨年秋以来の病人認定&第一線引退宣言及びその後のパンデミックの世界にあって、最も疎遠となってしまっておるわい。ほぼ一年ぶりの復活なのであーる。

札幌恵庭でのお仕事を終え、無料航空券などの諸事情でもう1泊することになった千歳の某航空会社系ホテルの空港アプローチ側に向いた窓から、写真と動画の整理をしつつ、助っ人M女史とエクの出発を見送る。皆様、お疲れ様でしたぁ。
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一夜明け、昨日の「梅雨が無いはずの北海道の梅雨の終わりの豪雨」は去ったものの、まだまだ雲は低く、湿った空に向け、今日は働くぞぉ、とお腹ぽってり救難くんが元気に上がっていく。おいおい、お仕事じゃなく、訓練なんでしょーねぇ。
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視界も良くなり、旧空港ターミナル跡地にズルズル並ぶコロナでお仕事がなくなったJALANA767777らを跨いで、空軍チヌークくんが軍管制塔辺りをぴょんぴょん揚がったり降りたり。こういう奴が飛び回ってくれると、距離感が良く判って有り難い。なるほど、この宿から軍の施設までは、佃縦長屋から総務省屋上よりは近いのか。
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客の激減で空港ホテルなのに連絡無料バスが運休中途のこと。しょーがなく、ずるずると荷物を引っ張ってJR千歳駅に向かえば、さっき上がっていった空自鷹が湿気を引っ張りながら戻ってくるわい。
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数年前までの厚木近辺の超蜂共の騒々しさに比べればまだまだまともとはいえ、この町って、最後の有人戦闘機「栄光」号現役時代は、どんだけ騒々しかったんじゃろか。

空港カウンターまでJRで至り、さっさと三脚以下大荷物を預け、無料シャトルバスがあるはずだから、軍民滑走路に挟まれた北側のアプローチ帯に開拓されたショッピングモールに向かい、敷地内にあるらしい「千歳空港発祥の地」の公園にでも行ってみるべーか…と思ったら、これまたコロナでシャトルバスはやってないという。うううむ、じゃあしょーがない、またJRで一駅戻るとするか。歩いても良いのだけど、せっかくの北の大地、さっさと森があるところまで行き、せめてハシブトガラさんくらいにはお会いしたいし。

かくてやってきたガラガラのモール駐車場裏の「千歳航空公園」とやらなんだけど、周囲を飛んでいる小さい方々は、シジュウカラさんとひよちゃんばかり。
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雪の妖精シマエナガちゃまとまでは高望みをいたしませぬも、せめて手乗りゴジュウカラさんのお姿ほどは拝みたや。とはいえ、モールと公園を囲む樺やらの低木を眺めるも、コロナで暇している新アベちゃん号がタッチアンドゴー練習を繰り返す昼ぼらけ。
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お、公園の向こう、沼地が干上がったような原っぱの彼方から、素敵なお声で盛んに歌ってる方が。
極東の島国の夏を北で過ごす野のコマドリ、喉色鮮やかなノゴマさんじゃああーりませんかぁ。
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素敵なお声が聞けたので満足し、鷹軍団の轟音響くたびの空、コロナ再爆発がヒタヒタと迫る新帝都に向けて戻りましょ。

かくて、久しぶりのたびの空、終了。新帝都への機械鳥着陸は梅雨の北風で、副都心上空通過の新アプローチ体験はならず、千葉の山を見下ろすばかり。
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うううむ、残念。

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