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隣は何をする人ぞ [弦楽四重奏]

おはよう御座います。ミュンヘン郊外、日曜日の朝です。17団体も参加し、誰とは言えないけど審査員さんのひとりはヘトヘト顔で「多すぎる…」と苦笑しながら審査員席から階段を降りてくる2日がなんとか過ぎ、いよいよ午前11時から夕方過ぎまで6団体がハイドンと近代作品を全楽章弾く1時間のセッションが続き、一次予選もやっとオシマイ。インテグラとタレイアは最後のブロックに登場で、まだまだ大会の全体像は見えません。これが今日の団体。
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なお、記事掲載予定誌の台組などは全て結果次第なので、当無責任電子壁新聞にはなんのかんの好き勝手なことが書けない状況。お許しを。セミファイナルからはストリーミングがありますので、もうちょっとお待ちを。

さても、公共交通機関内はきっちりマスクの世界が広がる旧ババリア帝都、とはいえ北米がレイバーディ休暇の最後とあって、それなりに観光地には客が溢れているらしいが、よーしらん。それどころか、しっかりヴァイオリンチャンネルでストリーミングやってる遙か大西洋と大平原を越えたロッキーの麓バンフの状況も、本日がいよいよ3団体のファイナルだというのに、全然判らん。ってか、判ってる暇が無い。
https://theviolinchannel.com/14th-banff-international-string-quartet-competition-announces-participants/

どの団体が残るにせよ、「トラッドのミュンヘンVS弦楽四重奏ジャンルの変革を目指すバンフ」という感じはますますハッキリしてきて、バリー監督はこういう方向目指してるのかぁ、ということだけは判る演目や顔ぶれですな、お隣さんは。

こちらミュンヘンの状況、差し支えなさそうな現時点での感想をちょっとだけ漏らしておけば、「韓国勢おそるべし」です。マジ、いろんな意味でこれは大変かもしれません。いろんな意味、を語り始めれば原稿を入れる予定の日本語媒体某専門誌ではとても足りない話なんで、ほとぼりが冷めてるだろうエスメQの初来日の頃にでも話題にしましょか。って、その頃、また欧州にいなきゃならん空気になりつつあるんだけど…

とにもかくにも、ニッポンの若者達がプリンツオイゲンテン劇場舞台上からニッポンの皆様のPC画面上で遭えるよう、天のハイドン様にお願いして下さいませっ。

[追記]

バンフのファイナリスト、こちらをご覧あれ。
https://theviolinchannel.com/banff-international-string-quartet-competition-2022-finalists/
幻の第10回大阪に参加予定だったバローディド、本選までコマを進めましたね。

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