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太平洋の彼方で大作2編 [現代音楽]

コロナが終わったらしい世界、どうやらあちこちでノーマルが戻っているようで、連日朝メールを開けると「ほーら、こんなんやるぞ、来ないかぁ」という案内が来ている。これから成田に向かおうという朝にも、幾つか面白そーなものがありますので、備忘録として記して起きます。

ひとつは、ワシントンDCはケネディ・センターでシーズン開幕を祝う大作。こちら。
https://www.kennedy-center.org/nso/home/2022-2023/bernstein-mass/
https://www.broadwayworld.com/washington-dc/article/Kennedy-Center-to-Present-Bernsteins-MASS-More-in-September-20220826
バーンスタイン自身、この場所で初演された1971年にはこの作品は一度やったらオシマイで、二度と演奏されないだろうと思ってたんじゃないかしら。そのような作品が、特定の演奏が何度も繰り返して取り上げるというのではなく、様々な演奏家によってあちこちで取り上げられるようになるなんて、ビックリだなぁ。

残念ながら映像が視られるかは判らないけど、今時、舞台の断片くらいはどっかにアップされてくるでしょう。ちらっと眺めればどんな感じになるかは判るから、少しでも良いから眺めてみたいものでありまする。

で、もうひとつ。こっちはしっかりと全曲のストリーミングをやります、という話。これ。サンフランシスコ戦勝記念オペラハウスから、アダムスの新作《アンソニーとクレオパトラ》の9月18日の公演をライブストリーミングするとのこと。
https://www.sfopera.com/operas/antony-and-cleopatra/

買い方などは近くなったら盛んに上のサイトにアップされてくるでしょう。

レイバーディの休暇が終わったら太平洋横断は10万円切るのが当たり前だったコロナ前なら、ちょっと言ってくるか、という有り難い日程なんだけど…面白がってちょっと調べたら、今は日本列島からDC→SFと動いたら最低でも30万円では済まないようです。いやはや…太平洋の向こうにロッキーが聳え立ったよーじゃわい。温泉県盆地で小さなモニターで眺めておりましょかね。

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