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アムステルダムの悲劇 [パンデミックな日々]

昨日、ある方からこのような事件があった、という情報をいただきました。現地で5月9日付の報道です。
https://www.trouw.nl/verdieping/die-ene-passion-die-wel-doorging-met-rampzalige-gevolgen~b4ced33e/?fbclid=IwAR2LgWRVaPmuHgREGoiiowhy3QNfhVRuLcYkENrPvTbWdeOew8WldiukaOQ
https://www.br-klassik.de/aktuell/news-kritik/chor-amsterdam-corona-tote-nach-konzert-concertgebouw-100.html
下のバイエルン放送の記事は上の記事から引っ張って来たみたいで、メインの記事はオランダ語。これは困ると仰る方もいらっしゃるでしょうから、一応、中身を要約しておきますと…

☆オランダ全土でホールの閉館が命じられる直前、3月8日に、コンセルトヘボウでアムステルダム混成合唱団がイースター前恒例の《ヨハネ受難曲》の演奏を行った。前日に狭い会場で練習も行われていた。

☆130名の合唱団のうち、102名が新コロナ・ヴィルスに感染した。メンバー1名とその家族3名の総計4名が亡くなった。1000人ほどの聴衆からは感染者は出ていないようである。

ということです。オランダ在住の若いジャーナリストさんに拠れば、この媒体はオランダ国内で4,5番手くらいの大手で、他のメイジャー媒体も記事を出しているそうなので、いい加減な記事ではないであろうとのこと。

日本でも岐阜の可児町で合唱団から感染が広がり、亡くなった方もいるという話がありました。時期としては、びわ湖ホールで《神々の黄昏》のGPを拝見しながら、ここに居る人から感染者が出ませんように、と祈っていた頃の話ですな。こういう話が「パンデミックのときの悲劇」としてきちんと取材がなされて客観的に伝えられるようになるには、まだまだ時間がかかりそうな。

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