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今年の香港音楽祭の売れ行きは [音楽業界]

香港空港のラウンジです。これから一度羽田に戻り、荷物を入れ換え、明日の昼前にパリに向かいます。春から真冬だけど、ミロQなんてもっと酷いぞ。ジョン曰く、「今回の1ヶ月弱のツアー、最初は大寒波のシカゴで、それからここに来て春みたい。で、週末にシンガポールに行き演奏会と大学でのマスタークラスがあって、東京に戻る。身体はともかく、楽器がちょっと心配だね。」

実際、常春から常夏の香港も流石に旧正月前の新暦1月となればちゃんとそこそこ涼しく、日本の春先みたい。今回は湿気もそれほどなく、香港でこんなに爽やかに気持ちよかったのは初めて、ってくらいでした。

さても、この季節の香港となれば、そーです、旧正月から始まる香港芸術祭。いわゆる一昔前の都市型総合芸術祭としては大阪フェスティバルと共に生き残っている(大阪が生き残ってるかなんともびみょーだが)数少ないビッグ・イベントですな。演劇、京劇、オペラ、音楽まであらゆるジャンルを旧正月から春節くらいまでの2ヶ月にいろいろやる。そもそもやくぺん先生が香港に来るのは香港フィルの定期で変なモノやるとかじゃない限り、殆ど香港芸術祭の季節だった。今回はいつもより早く、こんな季節に来てるのは新興勢力の室内楽音楽祭がこの時期になったからでありまして。

てなわけで、香港芸術祭、あと2週間ちょいで始まる直前、どれくらい盛り上がってるかと思ったら…うううん、どーなんでしょーねぇ、メイン会場の芸術中心に行ってないんでなんとも判らんが、香港島のメイン会場となりブースが出たりするシティホール近辺を眺める限り、なんか今年はちょっと地味かな、って感は否めません。ま、やくぺん先生の関心あるがっつり系室内楽がなくなっちゃったから、そんなに真剣に眺めない、ってこともあるんだろうけどさ。

でも、香港島の中環からフェリーに向かう通路には、こんなのが。
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イップちゃん、すっかり香港の顔になっちゃいましたねぇ。

それから、シティホールには恒例のブースが出てて、ハーディング指揮ロンドン響のマーラー(やるのは1番なんだが、なぜか2番の冒頭がずっと流れてました)とか宣伝してます。
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で、売れ行きと言えば、シティホールのブース横に、香港芸術祭恒例の売り切れマークが出てます。赤い丸の席はもう売り切れ、ってこと。流石にメインイベントの「ローエングリン」はそこそこ売れてるようで、安い券はもう全然ありませんね。
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まあねぇ、わざわざ来ようとは思わないけど、ご関心の向きは観光がてら、よろしいんじゃないんですか。

さて、そろそろ搭乗せねばならぬ。次はぱりぃ、からかな。


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