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細川新作弦楽四重奏曲世界初演は6月11&12日に決定 [現代音楽]

敢えて「弦楽四重奏」ではなく「現代音楽」カテゴリーで。

来月第一週から北イタリアはレッジョ・エミリアで一年延期の上での開幕が予定されていた第12回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール、日本時間の本日早朝、公式ホームページが久しぶりに大幅更新され、日程が発表になりました。同時に、ファイナルのチケット発売が本日からとされました。払い戻しなんて面倒なことが大嫌いなイタリアですから、どうやら事務局さん、やると腹を括ったようですな。審査員がちゃんと来られるのか、いろいろ疑問はあるけど、なんせ世界コンクール連盟総会も現地で同時開催予定なんで、いろいろと話はつけられちゃうんでしょう。

ま、それはそれとして、日程が出たところで真っ先にお伝えすべきは、昨年来世界初演がペンディングになっている委嘱新作の扱いでありましょう。この大会、「招聘団体を絞り込み、呼んだ奴らは可能な限りいっぱい弾いてもらう」という今世紀に入ってからの弦楽四重奏専門コンクールの流れに沿ったやり方をしており、現時点で参加表明している10団体のすべてが、6月11日と12日に行われるセッションで演奏することになっています。タイムラインはこちら。
https://www.premioborciani.it/en/eventi/giorno-6-3/
https://www.premioborciani.it/en/eventi/giorno-7-2/

ご覧になってお判りのように、最初の団体が現地の午前10時半から、最後の団体でも午後7時には始まります。今は時差7時間ですから、委嘱新作がどんな曲かストリーミングでちょっと聴いてみたい、という方でも無理せずにアクセス可能。週末の夕方から夜ですから、午前中のセッションはもの凄く聴きやすい時間になっているとも言えましょう。ま、幸か不幸かニッポン列島を出られない新帝都在住者にしても、溜池初夏の室内楽お庭が日程が緩んでしまったんで、イェルサレムQの裏とはいえ一度や二度は聴けない時間ではありませんし。

おっと、話が前後してしまったけど、今回の委嘱新作、細川俊夫氏の《UTA-ORI. Weaving Song for string quartet》という作品であります。この大会、リームとかマックスウェル=デイヴィスとか、吃驚するような著名人気作曲家に課題曲を委嘱して、当日はレッジョの劇場にちゃっかり作曲家ご本人がご満悦顔で座ってたりするオソロシーことをやらかすのだが、今回もニッポンを代表する大物への委嘱。昨年の開催延期で果たしてこの作品がどうなるのか、みんな心配していたのだけど、どうやらちゃんとやられるようですね。大いに期待しましょうぞ。

ところで、大阪の新作はどうなるんだ…

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