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大邱の《リング》サイクル [音楽業界]

恐らくは、ニッポンの音楽関係者やヴァーグナーキチガイの皆様にも届いていないんじゃないか、という情報。何を今更、なのかもしれないけどね。

昨日、2年と9ヶ月ぶりの出国を前に久しぶりに「あっちに連れてけない調べ物仕事」に勤しみ、予定していた木曽福島にも行かずにシコシコお仕事している合間、これまたこんなときの定番として「ところでこの時期の欧州各地ICEが停車する規模の地方都市劇場はなにをやってるかな」調べを始めてしまい、おおおおお欧州各地はいろんな意味でコロナ禍の影響がまだまだ出ておるなぁ、ホントの意味でいろいろめんどーな作品は圧倒的に減っていて、暫くは安定路線で再構築かしら…なーんて思ってたら、こんな話が出てきました。送り出すマンハイム側ではなく、受け入れる大邱オペラハウスの側の告知でどうぞ。ええい、もうチケット買えるページを並べるぞぉ。

ラインの黄金:http://www.daeguoperahouse.org/eng/contents/01_performance/page.html?mid=177182&mode=view&no=1827&start_date=&end_date=&event_title=&event_type1=&event_type2=&event_type3=&event_state2=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%98%88%EC%A0%95&event_state3=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%A2%85%EB%A3%8C&event_state1=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%A4%91&search_month=2022-10
ヴァルキューレ:http://www.daeguoperahouse.org/eng/contents/01_performance/page.html?mid=177182&mode=view&no=1841&start_date=&end_date=&event_title=&event_type1=&event_type2=&event_type3=&event_state2=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%98%88%EC%A0%95&event_state3=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%A2%85%EB%A3%8C&event_state1=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%A4%91&search_month=2022-10
ジークフリート:http://www.daeguoperahouse.org/eng/contents/01_performance/page.html?mid=177182&mode=view&no=1842&start_date=&end_date=&event_title=&event_type1=&event_type2=&event_type3=&event_state2=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%98%88%EC%A0%95&event_state3=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%A2%85%EB%A3%8C&event_state1=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%A4%91&search_month=2022-10
神々の黄昏:http://www.daeguoperahouse.org/eng/contents/01_performance/page.html?mid=177182&mode=view&no=1843&start_date=&end_date=&event_title=&event_type1=&event_type2=&event_type3=&event_state2=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%98%88%EC%A0%95&event_state3=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%A2%85%EB%A3%8C&event_state1=%EA%B3%B5%EC%97%B0%EC%A4%91&search_month=2022-10

来る10月16(ラインの黄金)、17(ヴァルキューレ)、19(ジークフリート)、23(神々の黄昏)日、大邱のオペラハウスでマンハイム歌劇場の韓国人演出家ヨナ・キム
https://www.nationaltheater-mannheim.de/de/ensemble_detail.php?PID=2964
による新演出《ニーベルングの指輪》サイクルがステージ上演されます。絵面はこっちで見てちょ。
https://www.nationaltheater-mannheim.de/de/spielplan.php

これ、ソウルで始まって《ラインの黄金》だけで頓挫していたダン・エッティンガーが指揮担当していた演出とはまるで違う、やくぺん先生は毎度ながらの《神々の黄昏》抜きで眺めた奴とはまるで別、新しいヴァージョンです。ま、関心ある方は調べるなと言っても勝手に調べるでしょうから、さあ調べておくんなせぇな。

このチクルス、大邱のオペラハウスのフェスティバルでの上演で、お値段も安く、コロナ前だったら大邱なら成田からエアプサンが飛んでるし、宿はラブホテルみたいなもんならオペラハウスから徒歩圏の駅の反対側にいくらでもあるし、ちょっと行ってくるかぁ、ってもんでしたけど…今は、まだ日本中国並みに入国の壁が高く、観光ヴィザ貰うだけで新宿御苑横のくにゃくにゃビル前に朝から並ばなきゃならんという状況。実際、大邱に行こうと思ったら、エアプサンが運行停止中でもソウルか釜山からKTXかバス乗ればあっという間なんだが…壁は高いですなぁ、10月では。

正直、このニュースを知ったとき、《ラインの黄金》と《ヴァルキューレ》だけで良いから眺めに行くか、どうせ温泉県盆地にいるときだから、博多港まで行って3時間で釜山に渡り、釜山駅からKTX乗れば半日かからないな、と思ったんだがぁ…それ、出来ない。なんせ、博多港国際線ターミナルから対岸に渡る船が運休中でんがな。板付から金海空港へのひょいっと海峡跨ぐ便も、ない。みんな仁川まで連れて行かれてしまう。無論、温泉県国東半島先っぽ空港からの仁川便は、ずっと運休中。海峡、海深し、でありまする。

てなわけで、この無責任壁新聞で煽れば、あの人この人がなんとかして行くであろう、と期待しつつ、あたしゃ、対馬海峡の南から眺めておりまする。さあ、ニッポン列島のヴァグネリアン諸氏よ、己の名誉に賭けて、海峡横断に挑戦してくれたまえっ!

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