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《中国のニクソン》スーパー三連ちゃん可! [現代音楽]

今朝から、なんのかんのホントに3年ぶりに「2週間くらいの欧州に滞在する間のICE停車くらいの規模の劇場の演目総浚え」を始めてしまったら、とてつもないことが判ってしまった。ううううむ、これは困った。

今シーズンのパリ・オペラ座最大の話題は、あの宇宙船月面《ボエーム》の再演ではなく、メインキャストがトーマス・ハンプソンとレネ・フレミングで指揮がデュダメル、という超スター布陣で挑む《中国のニクソン》新演出であることは誰も否定できない事実であろーぞっ!今シーズンのパリ・オペラ座は、このためにあると言っても過言ではないであろーっ!←はっきり過言だけどさ…
https://www.operadeparis.fr/en/season-22-23/opera/nixon-in-china

恐らくは空前のスーパースターキャストによるこの作品上演、恐らくは一瞬でチケット消滅であろうが、ともかく眺めに行くと決断した瞬間、もうひとつ、こんなのが存在している事実を発見したのであったぁ。
https://www.theaterdo.de/produktionen/detail/nixon-in-china/

そー、かのフィリップ・グラス初期偉人三部作の驚くべき演出を出してくれた、とりわけ過去にこんなやり方があるとは誰も考えなかった《浜辺のアインシュタイン》で度肝を抜くというか、呆れかえるというか、おいおいこれありかぁと物議を醸したこの劇場、このアダムス作品を上演するに最も適した総合舞台創作の地であることは、これまた誰にも否定できない事実であろーぞっ!

日程をじっくり眺めると、なんと3月29日は両方の劇場で上演してるじゃないの。んで、3月29日にドルトムントで見物し、ICE乗って延々とパリに至り、4月1日にバスチーユ、という日程が作れるわけですわ。若しくは、4月12日か16日の公演をパリで眺め、間の14日にドルトムントに行ってくる、という手もある。ドルトムントは街の南にLCCの空港があるから、パリから格安便でも飛んでるかも。

更に日程を繰っていくと、驚くべきことに、続く4月17日にはマドリッドのテアトロ・レアルでも!
https://www.teatroreal.es/en/show/nixon-china
うううむ、テアトロ・レアルの広報さん、コロナ禍の間もリリースをしっかり送り続けて下さったけど、ゴメン、真面目にちゃんと見てなかった。スイマセン。

てなわけで、その気になれば、4月14日ドルトムント→4月16日パリ→4月17日マドリッド、と4日間に欧州諸都市で3つの異なる《中国のニクソン》フルステージ公演が観られるのであるぞよ、皆のシュー!!!!!!ブーシー&ホークスさんの公式ページを眺めると、こんなん。
https://www.boosey.com/cr/calendar/perf_results?musicid=7156

さあ、もうこれは決まった。俺はこの時期、日本にはおらんぞ!翌月には大阪国際室内楽コンクールが始まって大阪張り付きになるが、その前にアダムス三昧じゃ。

さあ、働こう、ガンガン稼がねばっ。

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