SSブログ

Happy Easter! [弦楽四重奏]

東京湾岸のソメイヨシノの並木も、流石にノーテンキなうす桃色に緑が混じり始めた今日この頃、世界の3分の1ほどは復活祭のお休みを祝ってる。で、佃厄偏庵のメールアドレスにも「Happy Easter」のseason's Greetingが飛び込んできます。考えてみたら、メールなんてものがない頃は、クリスマスはともかく、イースターの季節のお便りなんてのはまずありませんでしたね。世界はホントに狭くなってるなぁ。そのうち、旧正月やらラマダン明けやら、いろんなお祝いが年がら年中乱れ飛ぶようになるのかしら。

さても、そんななかで、いっとう派手だったのが、遙かドイツ国はミュンヘンのヘンシェル・クァルテットからのものでした。なんせねぇ、こんなおまけファイルがくっついてました。諸事情でちっちゃくして貼り付けます。じゃじゃーん!

おお、かの世界のどこに行っても売ってる、どの音楽学校にも置いてあるあの"The Strad"の表紙を飾るのは、我らがヘンシェルQではないかあああ!

中を開ければ、なかなか大きな特集記事がある。興味深いのは、ヘンシェル姉弟の若い頃の写真で、シュトゥットガルトの子供オケを指揮しているチェリビダッケ、なんてのが掲載されていること。へええええ、そういえば、ヘンシェル家のじーちゃんというのはシュトゥットガルト放送響の首席ヴィオラかなんかだったというしなぁ。おお、チェロのマティアスとロヴェット翁の写真、これ、日本のアマデウス・コースのときじゃないか。もう12年も前になるのかぁ。あのコースがなかったら、今の小生のいろんなことはなかったんだし、それどころか、今の東京の40代前半までのクァルテット奏者たちのあり方も、全然違っていたろうし。

先月の終わりに出た号で、まだ日本のあちこちでも買えるはずです。クァルテット好きな皆さんは、是非どうぞ。保存版ですぞ。ハッピー・イースター、ヘンシェル・クァルテット、初夏にはオッフェンバック近郊で会おうぜぃ!


nice!(0)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽