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ジョシュア・ベル通勤客に黙殺さる [演奏家]

昨日、某所から配信されたニュースが余りにも滑稽なものだから、当電子壁新聞に勝手に貼り付けます。

ええ、オリジナルは、この前の日曜日のワシントンポストです。記事そのものは無論英文ですけど、読むのが面倒だという方も騙されたと思って記事の真ん中に貼り付けられた動画をご覧あれ。ほれ。http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/04/04/AR2007040401721.html

要は、「純粋に芸術の力のみでアーティストはどこまで無関心と戦えるか」という実験です。

ジョシュア・ベルが、ラッシュアワーのワシントンDCの地下鉄ランファン・プラザ(スミソニアンに行くときに下車するDCのど真ん中の駅、東京なら大手町駅みたいなところ)でストリートミュージシャンを本気でやったらどれくらい稼げるか、というもの。もー、嬉しくなっちゃうようなオバカ企画ですな。なんだか「探偵ナイトスクープ」みたいだなぁ。小枝かなんかが出てきそう。

で、結果は、記事でご覧の通り。「43 minutes of playing was $32.17」だそうな。正直、結構な額だなぁ、と小生は思ったですよ。この売上高に関して、ストリートミュージシャン諸君、大道芸人諸君、若しくは若い芸人さん、ご感想お寄せ願いたいですな。

ベルは「このくらい稼げるなら、いいかもね」なんて感想を述べてるのは爆笑。「♪ちゃんちゃん」ってエンディングの音が聞こえるぞ。

この実験、日本でもやらんかなぁ。それこそ誰か「探偵ナイトスクープ」に調査依頼してくれませんかね。え、東京では…JRも東京メトロもラッシュ時どころか、基本的に駅構内ストリートミュージシャンを許してませんからねぇ。なんせ今や商業イベントならばなんでもありの日本国、大手町駅なんぞでやろうもんなら、ああ「ラ・フォル・ジュルネ」のプレイベントか、って思われちゃうだろうし。案外、純粋な実験は難しいかも。

そうそう、げーじゅつに理解あるイシハラ知事が率いる都営地下鉄ならばOKかな。ちゃんちゃん。


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