コンクール映像ネット配信開始

本日午前中から１次予選が始まった八王子の「カサド・コンクール」、先程23日午後からインターネットでの演奏ネット配信が始まりました。ホームページの説明が判りにくいので、以下、説明します。

①まず、http://www.cassado-cello.jp/com/japanese/j_index.htmlを押してください。えい、ぽちょ。と、「第１回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」開催にあたって、と書いてある日本語のホームページが出てきますね。
②その左側、茶色のボックスの中にある「コンクール期間特設ページ ストリーミング配信はこちら」というところを押してくださいな。えい、ぽちょ。
③すると、画面に別のボックスが立ち上がりますね。右上にコンクールのオフィシャルマークが入り、左側に「インターネット配信について」、右側に「What's new」と書いてある。どこを押すとストリーミング配信になるのか、一瞬、まるっきり判らないと思いますけど、ご安心を。上に、1st Stage, 2ndStage, Final Stageと記された横長の箱があります。その、1st Stageというところを押してください。えい、ぽちょ。
④ほーら、毎日演奏している若いチェリスト達の名前が31、ずらりと並んでいます。その中から、11.23という枠の中の、既に終わっている時間の名前をクリックしてみてください。例えば、一番上の「アレクサンドル・ボウズロフ」ちゅー名前をクリックしてみましょうか。えい、ぽちょ。
⑤また別の、P４WEBというページが開きます。真ん中に「Play」とだけありますね。もしもこのページに行かない場合は、このP4なにがし、というソフトがあなたのパソコンに入ってないのです。③に戻って、どっかにソフトインストールの案内がないか探してくださいな。
⑥無事に⑤まで辿り着いた方は、少し待てばロシア人青年の40分弱の演奏がダウンロードされ、勝手に始まりますので、ご鑑賞下さい。

なお、残念ながら予選はライブ配信ではありません（本選のみライブ）。1時間くらいのラグで出てきてますから、現場のUさん以下、頑張ってますね。さあ、これであなたも世界のどこからでも八王子の熱演が楽しめます。この数日の八王子実質かんづめ状態のお陰で月末まで原稿４本あるあたくしめも、遙か湾岸からちょっとの時差で現場の状況が判りまする。文明って素晴らしい！特に近現代曲マニアの皆様、１次予選では黛のBunrakuを全員が弾きますし、今日だけでダラピッコラの「シャコンヌ」、ヒンデミットの無伴奏ソナタ、リゲティの無伴奏ソナタ、クラムの無伴奏ソナタ、デュティーユの「ザッハーの名によるストロフェー」が聴けますぞ。

演目は判らないのか？ですって。うううん、八王子まで行って、プログラム冊子、買ってください。「カサド展」展示品の小さな写真もついてますから。なお、殆どの連中が最後か、またはその前に弾いている５分くらいの音程が取りにくく音が汚くなっちゃってすっきり弾くのが難しいチェロとピアノの小品が、カサド作曲「緑の魔王の踊り」です。これだけ全部聴けば、だいたいは判りますよ。このままじゃ、本選はアジアの女の子たちだけになっちゃうんじゃないかしら。いやはや。

Now, enjoy the Cassado Competition on the web!