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北イリノイ大学フェルメール教室の後続者は [弦楽四重奏]

以前、当電子壁新聞で、「今シーズンのフェルメールQの解散で、ノーザンイリノイ大学の名高いフェルメールQ教室が閉鎖になり、教室の存続は未定」というような内容の記事をアップしたような気がします。こんな不確定情報、この壁新聞以外に書くところはないと思うんだけど、記憶が定かではない。

ま、なんにせよ、ともかく、その続報です。少し前に噂は聞いていたのですが、本日午後、昨日来日して早速、紀尾井ホールでレクチャーコンサートを行ったフェルメールQにレクチャー後の時差で滅茶苦茶な頭をたたき起こして貰ってインタビューをさせていただいた後に、プライベートで尋ねてみました。どこまでがインタビューの中身で、どこからがプライベートかよーわからんけど、ま、記事には使わず捨てられる部分でしょうから(なんせ余りにも業界情報過ぎる)、ここに記しておきます。

上海Qなどを出したこの名教室、この11月末にメイン州の小さな会場でフェルメールQが最期の演奏会を終えて解散した後、アヴァロンQが引き継ぐことになったそうです。ホームページはこちら。特にレジデンシィ関係で詳しい情報は出てないみたいですけど。フェルメールQがやってたことをそのまま引き継ぐとは思えないんだけど、ま、ともかく、辞める方はそのように仰ってた。http://www.avalonquartet.com/index.html
ちなみに、我らがヴィオレッタ、工藤すみれさんが抜けた後のアヴァロンQのチェロは、今度は中国系の男の子だそうで、今頃はボストンに向けた空の上のボロメーオQのイーサン・キムのNECでのお弟子さんで、よーく知ってる奴だそうな。

ってわけで、相変わらずこの業界、ものすごく狭い、という話でした。北イリノイ大学のクァルテット教室は、現時点でも10団体ほどがいるそうです。でっかい教室だなぁ。規模では最大じゃあないかしら。

フェルメールQの広報マン、リチャード・ヤング氏に、フェルメールの後を継ぐのは大変ですよねぇ、と正直な感想を洩らしたら、曰く、「ま、2シーズンくらいは大変だろうが、何年かすれば新しい学生は前の先生のことなんて忘れちゃうから」。そりゃそーだけど、とは言ってもねぇ。

以上、だーれも関心はなさそうな弦楽四重奏業界情報でした。


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