ソウルで初のベートーヴェン全曲演奏会

引越と原稿４本の〆切りが同じ、という人生最大の危機の中、トンでもない情報が飛び込んだ

５月上旬から、ソウルの春室内楽音楽祭で、恐らくは半島初のベートーヴェン弦楽四重奏全曲一挙演奏が為されます。こちら。
http://www.seoulspring.org/2009season/htm_eng/p1/p1-1.htm

なんのことはない、先月、ロンドンで大活躍したKNUAQが「５月に世宗文化会館で弾きます」と言ってた奴の詳細がやっと判りました。

なんとなんと、参加団体はジュピターQ（おおお！）、我らがKNUAQ（ぐぁんばれええええ、オジサンはおーえんしちゃうよ!!）、なぜかシネ・ノミネQ（あれ、昨年の初めにパリで聴いたときとメンバー代わったかぁ？）、そして世界のエベネQ（うぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!）。これはいかないわけにはいかんでしょう。大丈夫か、あたしっ。

ジュピターQのアジアデビューかな。トリトンさん、先を越されちゃいましたねぇ（まあ、あの時点では正しい判断だったと思う）。ちなみにこの団体は、先頃ロンドンに来ていたジャスパーQのメンバーの兄弟がいます。クァルテット業界、ホントに狭い。

それにしても、当電子壁新聞創刊時頃には「ソウルで室内楽を聴きたかったら、家に帰ってオーディオの前に座ること」なんて韓国最大の音楽雑誌編集長が苦笑していたことを思えば、なんともスゴイことになったものであります。

ちなみに、堤さんも出ます。で、この音楽祭の東京公演が、６月に話題のカザルスホールであります。あの会場に足を運ぶ良いチャンスですよ。是非どうぞ。
http://www.kojimacm.com/digest/090629_30/090629_30.html