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スゴイ顔ぶれのシンポジウム [劇場法]

流石にヘビーなツアーで、ヘバヘバです。昨晩最終ひとつ前の新幹線でずーっと鼎談テープ起こしをやりながら戻ってきて半分しか終わらず、今日も朝から明日が〆切の原稿を前に意識を失ってるような。普通の状態なら難なく今日中に終わるものなのに、前頭葉活動20パーセント以下、って状態。頑張らねばぁ、あたし!

んで、関西方面で拾ったチラシにあった、もの凄いシンポジウムのご案内だけして今日はオシマイ。これ。
http://www.maytheater.jp/series/1010/1023_symposium.html
ちょっとスゴイですねぇ。果たしてホントにこの顔ぶれでパネルディスカッションになるのか、ってか、これじゃあならんだろーに…

せっかくだから引き写しておきますと、以下。敢えて多くは語りません。面子を眺めて、ことの重大さが判る方はお判りでしょう。いよいよ、平田オリザ氏が現役バリバリの指揮者と対決するわけです。もうこれは、VSものとしてはいきなりクライマックスですね。コーディネーターが防衛軍になってメーサー砲ぶっ放しそうだし。いやはや。

てなわけで、あたしゃ、これだけのために、この日は吹田まで行くつもりになってます。流石に深夜バスを使わねばその日には戻って来られないけど、楽天の宿と足つきパックなんか使うつもりなら、初台歌劇宮で血湧き肉躍るイタリア歌劇を最高席で見物するくらいの木戸銭払えばこのバトルが見物できるわけで、そりゃー行くべきでしょ。

なにやら内閣参与氏、今年になってあちこちでこの類の講演をしてまわってる中で賢い人らしく現場の空気を学んだみたいで、聞くところでは「劇場法」の議論の内容をちょっぴり軌道修正してきている気配もあるらしく、コミセン系市民会館も視野に入れたようなことを言い始めているとのこと。果たしてどんなことになるやら。久しぶりに「ほぼ速記」、やったるべーかな。

※※※※※

吹田市制施行70周年・メイシアター開館25周年記念記念シンポジウム
■公演日時 2010年10月23日(土)開演 18:30 開場 18:00
■公演場所 中ホール
■入場料 無料
日本の芸術文化の状況は大きく変わり、官も民も劇場は新たな時代を迎えようとしています。このシンポジウムでは、これからの「劇場」をめぐる芸術文化のあり方を検証していきます。

★基調講演「公共劇場の役割と未来」
平田オリザ(劇作家・演出家、大阪大学コミュニケーションデザインセンター教授、内閣官房参与)

★パネルディスカッション「関西の芸術文化の行く先は?」
パネラー ;桂米團治(落語家) 、平田オリザ 、藤岡幸夫(指揮者)
コーディネーター:金森重裕(大阪文化団体連合会事務局長)

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コメント 5

アホストロ

情報のみです。

平田オリザさんのインタビュー
http://www.stageweb.com/2010/05/post-131.html

鵜山仁 新国立劇場への「所感と提言」
http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2010/08/31_02.php
「新国立劇場の芸術監督には人事権も予算執行権もありません。」

新国立劇場が「芸術監督の任期等検討委員会」を設置
http://www.stageweb.com/2010/10/post-136.html

 
by アホストロ (2010-10-14 08:04) 

かっちん

あらら、わたくし、この日、なんと、学会で吹田にいるんですよねぇ。

by かっちん (2010-10-14 14:53) 

皇帝きむち

 この日は宮崎県延岡で仕事です。速記楽しみです。
by 皇帝きむち (2010-10-17 10:53) 

アホストロ

東京では・・・

10/19 フォーラム「文化芸術を国の政策の基本に」
http://www.motto-bunka.com/news/20101001.html

資料としては
「実演芸術の将来ビジョン2010」
http://www.motto-bunka.com/campaign/index.html

大阪の動きは

大阪センチュリー響、民営化に苦闘 府が補助金廃止
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201010160141.html
※記事の最後のご提案には(○_○)・・・

そのびわこについてはこういう話題(?)もありますね\(^O^)/
http://blog.goo.ne.jp/operanoyoru/e/46788ec29897a0a3d642505993416508?fm=rss
 
by アホストロ (2010-10-17 18:37) 

Yakupen

アホストロ様

情報いろいろまとめて、有り難うございます。実は,今の今まで、厄偏庵では某民間主催者の方とかが来てて、某地方の問題などを延々と話してました。いろんなレベルで、いろんなことが動いている。とてもじゃないけど全体的な把握など出来ませんわ。

芸団協のフォーラムについては、なんだか参加者が多すぎて訳が判らん感じですね。意見交換、というよりも、それぞれが10分弱話をして、それが2回くらいまわってきてオシマイ、って感じで。ホントはちゃんと顔を出さなきゃ行けないんでしょうけど、なんだかなぁ、って感じ。

朝日の星野記者の記事ですが、最後の辺りの意見を巡っては、関西方面では屡々言われはしているようですけど、現場からは「今は滋賀県知事は勿体ないの人だから、それはあり得ない」と一蹴されてるようです。
まあ、殆どのこのような提案は現場レベルでは「それはあり得ない」ということになるわけで(そうじゃなかったらとっくに誰かがそっちで動いている筈)、そこからどう突っ込み、現実化していくかがプロデューサーなりの腕の見せ所なわけです。センチュリーに関しては、これからが戦いということなんでしょうねぇ。


by Yakupen (2010-10-17 23:03) 

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