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豪華おまけ付き [売文稼業]

祭りが終わってみれば、やることてんこ盛り。そんな中に嵐がやってきて、葛飾厄偏庵のでかい柿の木(渋柿で、食い物になりません)に颱風でなんかあったらご近所に迷惑なんで、昨晩は葛飾泊まり。誰もいない家なんで、どんがらどんがら打楽器ぶちかます類の現代オペラだって大音量で聴ける。んで、そんな目論みで資料を持ってったら、さすがに昨晩は強風が古い雨戸をガタガタ揺らし、吹き付ける雨音がサッシを叩き、ライマンの管弦楽の咆哮すら凌駕する勢い。自然はスゴイ、ってこってす。水元公園に積み上がったセシウムもまた吹き上げられて、金町浄水場に降り注いだりしたんじゃろか。

んで、一夜明ければすっかり夏の空。まともな空調がない葛飾厄偏庵仕事場では仕事にならず、慌てて佃オフィスに戻ってくる。去る5月の末頃から、葛飾と佃の通勤路で最大の盛り場が押上のソラマチになってしまい、恐らくは営業開始後最初の台風一過の空を天樹と共に眩しく見上げ
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弁当でも買っていくかと今や東京東部で最も栄えるショッピングモールに入っていく。このモール、恐らくは墨田区内の京成&東武沿線では最大の本屋もあります。なまらビックリ、東京で唯一、Onちゃんグッヅも公式に売ってます!ああ、もう20日かぁ、7月号ってさ、もう2012年も残すところあと6ヶ月じゃないの、なあんて雑誌コーナーを眺めると、お、ありました、こんな風になってるのか。月刊誌「音楽の友」7月号でありまする。
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お判りでありましょうか、皆々様。今月号は、大政翼賛下に物資配給制限で音楽雑誌が統合され誕生したこの雑誌創刊以来初めての、超特大付録がついておるんですわ。小生のところに数日前に送られてきた執筆者用掲載誌は本誌のみで、問題の付録が付いていなかったんで、はたしてどんな風になっていることやと思えば、紐かけて平積み状態。

豪華付録とは、「オントモ特製トートバッグ」でありまする。うううん、なんか、婦人雑誌みたいだなぁ。

数日前、青薔薇の間で開催中の室内楽お庭の庭先で「音友」編集長氏と立ち話したおり、ほら、これですよ、とみせてくれた。想像していたよりも地味な実質本位のもので、案外と小さいぞ。ピアノ譜が入るのかしら、って大きさです。ちょっとちいちゃいんじゃない、これじゃあヘンレ版のベートーヴェン全集のミニチュアスコアくらいしか入らないじゃない、って言うと、編集長氏曰く、「オントモ本誌と、それに演奏会場で手渡されるチラシが入るようになってます」とのこと。詳細はこちら参照。
http://www.ongakunotomo.co.jp/kagutsu/k107.html
なーるほどね、あの紙公害とも皮肉られる、ことによると数キロの重さはある膨大な演奏会広告チラシを邪魔にならないように持って帰るのが目的なら、ま、なかなか適当なものかもしれぬわい。こんな形のトートバッグ、ありそーでないもん。

へえ、おたくの「若いお嬢さん」編集者さんらもいろいろ考えるんもんだねぇ、と間抜けな感想を述べると、編集長氏仰るに、いやいや、これはあたしが考えたんですよ、ってさ。

ま、少なくとも「オントモ」本誌が婦人雑誌を狙ってるわけではない、と判って少しは安心。果たしてこの豪華付録、売り上げにどれほど貢献するのか。乞うご期待…って書いたけど、結果を教えて貰っても、絶対にこんな電子壁新聞に記すことはないでありましょーぞ。

音友トートバッグ、おしゃれな貴方のコンサート通いにも、是非どーぞっ。

追記:おまけ、別便で送られてきました。掲載誌を送るいつもの郵便のシステムでは、このおまけは送れないので、このような形になったそうです。実物眺めたら、やっぱ、かなりコンパクトですねぇ。うちの奥さんが早速、送られてきた「ストリング」誌最新号(これは丁度入った)と「背教者ユリアヌス」の文庫本だかを何冊か突っ込みオフィスから厄天庵まで肩にかけていったけど、厚い文庫本入れるとパンパンでした。

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