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杉山さんのモツレク [演奏家]

木曜日なんで、「光からの木曜日」聴いてます…って書いて、あ、今日は水曜日だっけ、と思った。アホか。

んで、ま、とにもかくにも、久しぶりにDGの青い箱開けて聴いてます。この期に及んでオペラとして何を言いたいのか皆目判らぬ「水曜日」に比べると、「木曜日」はまるっきり普通のストーリーがあるオペラだなぁ。2幕のミカエルの世界旅行のシーンは、確かシテ・ド・ラ・ムジークだかで小編成版の演奏会形式で聴いたことがあるし(残念ながらペンギンは出なかった)、すっごく懐かしい。カール・ハインツお父さん、最初はまだまだぶっ飛び具合も人知の範囲程度だった、ってことかしら。

もとい。で、ニュースひとつ。今晩、サントリーホールでいよいよ夏恒例のサントリー芸術財団(で、良いんですよね、今年からは)の現代音楽大会。明後日から出掛けちゃって、シュトックハウゼン、ベルント・アロイス・ツィンマーマン、ルトスワフスキ、アイヴス、ケージ、シェーンベルク、シュレーカーを甘ぁいデザートに、ジョン・アダムスで終わる2週間に及ぶ勝手な現代音楽大会やってるもんで、せめてひとつくらい東京のも顔を出しておかねばってわけで、出掛けるつもりでおります。

んで、本日もドナトーニなんぞのオケ曲を指揮をなさってるのが、作曲家にしてイタリア系現代音楽の紹介者、指揮者、って肩書きがすっかり板に付いた杉山洋一さんであります。今や日本のブーレーズってか、すっかり大家の風格でお忙し過ぎる野平先生を継ぐような立ち位置、日本のシノーポリか、って感じになってきてるのかしらね。

その杉山さんが、こんな演奏会にも登場します。案内が来てるんですけど、まだミュンヘンで弦楽四重奏のセミファイナルの日なんで、当然、小生は顔を出せません。で、ご案内。こちら。
http://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2012/0913_919.html
ノーノだとか振るのかと思ったら、なんとなんと、モーツァルトです!へええええ。

ブレーズがNYP時代に今では想像も出来ないような曲を振ってたみたいな特殊な出来事なのか、それとも指揮者としてこういう方面に向かおうとしている最初の姿なのか。いずれにせよ、お暇な方は聴いておいて損はないんじゃないかしらね。チャリティだしさ。

「レクイエム」の使用楽譜が挙がっていないのは、主催者が普通の意味での音楽事務所じゃないからなのか、はたまた作曲家さんが指揮するというところにベリオのあれこれ補筆的な意味での突拍子もない大事があるのかな。主催者さんに尋ねても、ことによると質問そのものが判らない可能性が高いんで、判らんままにしておきましょか。でも、ちょっと期待しちゃうぞ。

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