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石橋メモリアルホール存続? [音楽業界]

先週の「石橋メモリアルホールがブシロードに売却される」というニュースの衝撃が未だに業界に波紋を巻き起こし続けているところへ、本日11月16日、新たな情報が提供されました。

石橋メモリアルホールを会場のひとつとして使っていたイースター前のトーキョー音楽の桜祭り、「東京・春・音楽祭」2022年の概要が発表されました。広報資料をまんま貼り付けるわけにはいけないでしょうが、公式ページの更新もあるようなので、ご覧あれ。
https://www.tokyo-harusai.com/news_jp/20211116/

っても、まだこちらはホントに概要のようですねぇ。会場についてはまるで触れてませんので、これじゃなにも判らんなぁ。

リリースが来ているのだから記しても良いのでしょう。なにが驚いたかというに、本日発表された演奏会予定リストの中に、石橋メモリアルホールが会場となる演奏会がしっかり並んでいるのですよ。具体的に言えば…

★3月21日:對馬哲男(ヴァイオリン)、日橋辰朗(ホルン)、加藤洋之(ピアノ)

★3月29日:トリオ・アコード

★4月10日:東京春祭 歌曲シリーズ vol.34  リカルダ・メルベート(ソプラノ)&三ッ石潤司(ピアノ)

★4月17日:東京春祭ディスカヴァリー・シリーズ vol.8  パウル・ヒンデミット

以上の4公演の会場が石橋メモリアルホールとなっています。うち、トリオ・アコード以外は全て同じ時間に他の会場で公演が行われています。

現時点では、12月に入るや改装作業に着手、2022年3月頃に「飛行船シアター」として再オープン、と読めるリリースがブシロード側から出ていたわけで、先の具体的な予定についてはなにもなかった。所謂「クラシック」系のコンサートがあるのか、全く判らなかった。そんな中に、来年の3月以降も「石橋メモリアルホール」という名称で何事もなかったかのように使います、という情報がいきなり出てきたわけですから、なんなんねん、としか思えんわ。

なんにせよ、3月の公演は12月19日からチケット発売となっていますので、その時点ではもう少し確たる情報が出るでしょう。「飛行船シアター」という名前にはなっていないし、3月末まで学内でも使えないという悲鳴が上がっているのに演奏会があると記されていたり、頭を捻りたくなるような情報ではありますが、少なくとも会場を借りるなり提供されるなりの当事者として関わっている音楽祭事務局が状況を把握していないとは思えませんので…なにか理由があっての発表なのでしょうねぇ。クラシック系では旧来の名称を維持する、ということなのかしら?

うううむ、なにがなんだか…

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