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温泉県盆地拠点移転2周年祝宴 [ゆふいんだより]

本日長月晦日は、上空に重要機密移動を守るかの如く目達原アパッチくんが乱舞する晴れ上がった空の下、遙々新帝都湾岸月島及び豊洲の倉庫に半年ほど詰め込んであった資料書籍CDピアノその他家財道具一式がトラック2台だかに積まれ遙々ここ温泉県盆地まで運ばれ、今は亡き葛飾巨大柿ノ木に比べると随分と小ぶりの実が高いところに実る柿のゲートを通り、終の棲家&隠居場たる田圃と温泉宿と久大線線路に挟まれた新オフィスに搬入されてから、まる2年となる目出度い日でありました。っても、その日の当電子壁新聞記事を探したら…なんと、ありません。バタバタでこんな無責任私設媒体などやってる暇などなかったようじゃわい。これがその前の記事か。
https://yakupen.blog.ss-blog.jp/2021-09-09

その後もリフォーム工事が入って、本格的に滞在出来るようになったのは数ヶ月先の師走のことなんだけど、気分的には家財が全て手元に揃った「2021年9月30日」が、葛飾オフィスからここ温泉県盆地オフィスへの移転が実質終わった記念日であったわけですわ。周囲の田圃も半分は刈り入れが終わり、いよいよ秋本番じゃの。
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温泉県盆地生活、最初の1年はホントに行ったり来たりの練習という感じで過ぎていき、2022年9月にはいよいよ国境が開いてミュンヘンARDコンクールで2019年12月以来の欧州渡航。そこからの1年は、ええと、ドタバタ独仏白英鉄路周遊、初の福岡板付国際線ターミナル拠点ツアーとなった大邱からソウル、年が代わってまたちょっとソウル、笑っちゃうくらい近いと判明した統営、ストに巻き込まれトンデモだった独仏西、どうなるんだ香港、突然行くことになったブチョン、ニッポン新帝都より涼しいシンガポール…と国境を跨ぐ日々が戻り、その間にも大阪国際室内楽コンクールでの関西滞在などもあって、「新帝都半分、温泉県盆地半分」とはとても言えないような日々でありました。

そんなこんなで、どこまでコロナ前のような動きがやれるものか無茶をしてみた1年でありましたがぁ、結果、体力や精神力、はたまた経済力の限界をある程度は見据えることが出来たことは確かでありまして、実際、コロナ前なら無理しても行ったであろうヴェトナム取材を断り行って意味のある方にお願いしたり、メルボルンもミュンヘンもライブストリーミングに張り付くだけで判った気になるように己を仕向けたり…

ここ温泉県盆地を拠点に、この先、どうやってなにをやっていくか、まだホントはなにも判らないとしか言いようがないならが、まあ、「これはちょっと無理だな」と捨てることは出来るようになった…のかなぁ。明日神無月からは、零細自営業者は廃業せよと仰っているような税制が始まって手取りが更に減らさるわけだし、あああ、もうさっさと廃業しなさい、って神様が仰ってるのかしらねぇ。

ともかく無事に温泉県盆地3年目に入るのを祝い、いきなりですけど、明日10月1日の宵に、盆地オフィスで「オフィス移転2年御目出度うパーティ」を開催いたします。

遙々関西から某財団のプロデューサー氏、東京から1泊弾丸でいらしてくださる付き合いが長い編集者さん、湯布院町代表音楽祭の実質上の舞台監督くん、それに畑を面倒見ていただいている伊都國のスーパーレディが馳せ参じて下さり、地場野菜とロシア・ソーセージなんぞを中心に呑んだり喰ったりする予定。深夜前までやってそうですから、お暇な方は顔を出して下さいな。

告知をこんなギリギリにするなんて、まるで来るなって言ってるにのと同じだけど、まかりまちがって顔を出そうなんて仰る方は、ご一報あれ。昼間は日田にUNO弦楽四重奏団聴きに行ってますから、日の入り前にいらしても、すっかり当庵の住人となっているほーほーさん夫妻
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それにこのところの庭の主たるガビチョウくん
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くらいしかおりませぬぅ。悪しからず。

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