SSブログ

人事異動:クロノスQ [弦楽四重奏]

夕方前、殆ど「てえへんだてぇへんだぁ~!」って勢いである方から情報が提供され、やっと手を付けた税金作業やら、その合間に飛びこみまくる日程調整作業やらの手が止まってしまったニュース。なんか、当無責任電子壁新聞、人事情報欄になっとるなぁ、昨今。

こちらをご覧あれ。
https://www.facebook.com/ayane.kozasa
https://www.facebook.com/photo?fbid=10102038502905786&set=pcb.10102038502975646

というわけで、天下のクロノスQのヴィオラに、コロナ前最後に開催された大阪国際室内楽コンクール第1部門で優勝したアイズリQでヴィオラを弾いていたアヤネ・コザサさんが就任いたしますっ!同時に第2ヴァイオリンも交代するみたいで、ハリントン社長を除けば移動が激しいこの団体でも長く安定していたヴィオラが、とうとう新世代に取って代わられることになったわけですわ。

クロノスQという団体、正直、ハリントン社長のコンセプトが何よりも大事という会社で、アルディッティQみたいなアーヴィン社長の演奏家としてのハイパーカリスマ性で成り立っているところとはちょっと違う。ある意味、ハリントン氏が引退してもプロデューサーとして控える限り、「クロノス・クァルテット」という存在は何も問題なく続けられる、というところもある。ま、実際にそういうことになるかは判らないけど、アーヴィン・アルディッティ氏なしのアルディッティQが考えられないような感じではない。

その意味では、今年の初めにポール・ヴィアンコがチェロに入った頃から、違った方向に向かうことも含めつつ「アメリカ現代音楽のフロンティアを切り開く」という仕事は新たに続いていきそうな感はありました。ヴィアンコ・チームの片腕コザサさんが入ることで、クロノスはホントに新しい「アメリカの現代音楽」に突っ走り続ける準備が整ったぞ。

ゲヴァントハウスQやらボロディンQやら、今のジュリアードQ、はたまた数多のチェコ系の弦楽四重奏団やらのように、クロノスQも次々とメンバーを入れ替えつつ先の時代へと続いていく団体になる…のかな。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。