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公文協アートマネージメント研修会始まる [指定管理者制度]

ええ、今更宣伝もないですが、本日2月14日午後から、代々木のオリンピック記念青少年総合センター(湾岸地区からはなんと行き難いことか)で、「全国公立文化施設アートマネジメント研修会舞台芸術フェア・アートマネジメントセミナー2007」が始まります。詳しくはこちら。一般の方もお金出せば入れます。http://www.zenkoubun.jp/about/kensyuu/18art.html

今、催促が来てる別の原稿をやってて、1時からの井上ひさし氏の基調演説には絶対に間に合わぬ。ヘタすると行けんぞ。明日は「ラ・フォル・ジュルネ」の記者会見があるが、そんなものよりもこっちの方が余程重要だわなぁ。うううん。

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というわけで、基調演説には間に合わなかったけど、行ってきました。これが表の様子。

「芸術情報コーナー」と謳ってはいるものの、先月NYであったチェンバー・ミュージック・アメリカなんぞに比べると、凄く寂しいなぁ。ま、しょーがないけどね。音楽関係の資料が1ダースほどあって、演劇やダンスが中心になる芸術見本市よりは比重が大きかったのはビックリ。今日は館長クラスの「企画を決められる」人が沢山来ていた、ということかしら。だから、地方公共ホールに出し物を売る事務所やイベント屋さん、文化芸術団体が、ブースを出して売り込みをやってるんです。

このイベントがなんなのか、恐らく、殆どの方は訳が判らんでしょう。ぶっちゃけて言えば、文化庁系団体が音頭を取って開催する、日本全国の公共文化ホールの職員や担当者を対象にした研修会です。この組織の広報誌、第22号というのに、小生も原稿書いてます。おお、トランスブルー君も書いてるじゃないの。http://www.zenkoubun.jp/print/geijyutu/geijyutu.html著者名のところをポチョと押すと、PDFファイルが開きます。出来はよろしくない原稿ですが、お暇ならどうぞ。

ちなみに、公立ホールを拠点とした日本の文化行政には、文化庁系、旧自治省系、それに外務省系の3つのラインがあって、それぞれがまるで連絡も関係もなくやってます。ニッポン・ブンカコッカ!いかにもな風景ですな。今日のイベントも、用事で会場から電話した自治省系の関係者は、「あ、今日からやってるんだぁ」という有様でした。
「日本の文化行政の省庁間の縦割り問題」は、これまで誰も議論してないテーマなんですよねぇ。まあ、そもそも予算も少ないジャンルなんで、納税者の関心が皆無だから、しょーがない(日本中の公共ホールで使われる文化予算を全て足しても、某国のミサイル発射を監視する早期警戒機1機分の額にならないでしょう)。

ま、なんにせよ、小生は『地域に芸術団体レジデント、フランチャイズは何をもたらすか』という部会を見物して参りました。いろいろ言いたいことはあるけど、地方ホールの方々はみんな一生懸命勉強なさってます、という認識を新たにし、今日はオシマイ。
この部会に出ていた70名ほどの方々の中には、ホールの指定管理を取った民間企業の方もいるのかしら。それとも、みんな地方文化財団やらホールの直接の職員の方ばかりなのかしら。判らん。

明日は朝の10時から指定管理者導入後の状況報告の部会があるので、出かけます。午後の「ラ・フォル・ジュルネ」の記者会見とハシゴしたら、水星からいきなり天王星にワープするみたいな状況で、頭がクラクラしそうだなぁ。夜はパシフィカQの東京都中央区ショートターム・レジデンシィが始まるし。ううう、考えただけでぐるんぐるんしてきたぞ。


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