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ヴェネツィア・ビエンナーレのテーマは「声」 [現代音楽]

ここ極東の島国は昨年来のコロナ禍が世界から遅すぎる頂点を迎え、感染者爆発株価GDP下落、いよいよ日常生活のインフラにも影響が出始めている今日この頃、皆様はお元気にお過ごしでありましょうか。

地方自治体主催の運動やら音楽やら演劇やらのイベントも次々と中止になる一方で、国営世界大運動会パートⅡみたいなもんもやるとか、初台の国立劇場では新作オペラが世界初演されるとか、頭がクラクラするようなわけのわからんことが起きている。朝起きてメールのチェックをすると、欧米圏ではもうすぐ始まる2021-22シーズンのオープニングを巡る具体的情報が次々と送りつけられており、「コロナの時代が終わり、いよいよ再開だぞ」って空気が流れてくる。ニッポン列島、いよいよ別次元の空間に突っ込み始めているなぁ…

てなわけで、当電子壁新聞を立ち読みなさるような酔狂な方に関心がありそうな情報を貼り付けて起きます。こちら。9月17日開幕のヴェネチア・ビエンナーレ、今年は音楽です。
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https://www.labiennale.org/en/music/2021

ディレクターさんの趣旨はこちら。“composing for the voice, based on the monumental choral works of the past decades to the dramaturgical explorations of the most recent vocal production” (L. Ronchetti).

うーむ、なるほどねぇ、としか言いようがにですな。んで、演目も奏者も、ご覧のようにわしら極東の島国に既に1年半も押し込められてるガラパゴス状態田舎者にはもうそろそろ付いていけない状態になりつつありますねぇ。へええ、と思えるのは「金の獅子賞」はサーリアホ様であります、ってことくらいかな。
https://www.labiennale.org/en/music/2021/biennale-musica-2021/golden-lion-lifetime-achievement-2021-09-17-12-00

昨日は松本のオープニングがキャンセルになり、敬遠していた初台の子供&電子音オペラ新作初演を見物に行かねばならぬかと調べたらコロナ売り止めでチケットがなく、ボーッとしてたんだけど、このヴェネチアのテーマなど、ある意味で近いと言えば近い。なんのフォローアップも出来ない今日この頃であるなぁ、と絶対に行けない遙かアドリア海奥の島の街を思うのであった。チケットを買いたい方がまさかいらっしゃれば、こちらからどうぞ。羽田成田からのミラノ便はあるようだし、開幕までまだ2週間以上はありますから。
https://www.vivaticket.com/it/biglietto/biennale-college-musica-jack-sheen-croon-harvest-1490-1562/162296

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